「このマンガがすごい!2026の作品を全部チェックしたい!」
「一覧でまとめている記事はないのかな?」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、このマンガがすごい!2026の結果を、オトコ編・オンナ編ごとにランキングTOP10を紹介します。
それでは見ていきましょう!
『このマンガがすごい!』は宝島社が毎年12月に発行するマンガガイドです。
本書では、前年10月1日から当年9月30日までに刊行された単行本を対象に、書店員・編集者・評論家・大学の漫画研究会メンバーなどマンガをよく読む“識者”70〜200名前後が、それぞれオススメしたい5作品を順位付けし、「オトコ編」「オンナ編」としてランキング化しています。
“今、読むべきマンガ”を探すための信頼性の高いガイドです。
このマンガがすごい!2026年結果一覧|オトコ編

まずは、『このマンガがすごい!2026|オトコ編』の1位〜10位を紹介します。
先に結果一覧をお見せしますね↓
| 順位 | 作品名・受賞者 |
|---|---|
| 1位 | 本なら売るほど (児島青) |
| 2位 | 壇蜜 (清野とおる) |
| 3位 | サンキューピッチ (住吉九) |
| 4位 | 魔男のイチ (西修、宇佐崎しろ) |
| 5位 | みいちゃんと山田さん (亜月ねね) |
| 6位 | 邪神の弁当屋さん (イシコ) |
| 7位 | ミハルの戦場 (濱田轟天、藤本ケンシ) |
| 8位 | 緑の予感たち (千葉ミドリ) |
| 9位 | ドカ食いダイスキ! もちづきさん (まるよのかもめ) |
| 10位 | 怪獣を解剖する (サイトウ マド) |
1位:本なら売るほど
ここは、本と人とがもう一度出会い直す場所。
ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋「十月堂」。
店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて、今日もいろんなお客が訪れる。本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、
不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人。ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく――。
本を愛し、本に人生を変えられたすべての人へ贈る、珠玉のヒューマンドラマ!漫画誌「ハルタ」連載時から大きな反響を呼んだ話題作が、待望のコミックス1巻発売です。
読んだ感想
実在する本がたくさん出てくるので、知らない作品まで読みたくなりました。本好きならではの行動が、けっこう笑えました。漫画を読んでいるのに本棚が増えそうです。
(20代男性)
古本屋を理想的な場所として描くだけでなく、在庫や買取など商売の大変さも出てきます。店主のさっぱりした接客が気持ちよかったです。本が好きな人たちの少し面倒な部分も含めて楽しめました。
(40代男性)
2位:壇蜜
「誰もが知る超有名タレントと、知る人ぞ知るマイナーサブカル漫画家…
本来、混ざり合わない水と油のような僕らが、
なぜ「夫婦」をやっているのか…」2019年に日本中を震撼させた結婚劇からさかのぼること2年、二人は交際を開始した。
そのとき、どんな磁場異常が生じたのか。
交際相手の家族といかなる情緒で交流したのか。
日常生活はどこまでスリリングなのか。人間関係において発生する怪事件や戦慄や哀歓を描き尽くしてきた名匠、清野とおるが初めて正面から「夫婦」に挑んだ結果は……とんでもないことになってしまった!
何回読んでも腹筋ちぎれ表情筋ゆるむ、大型ノンフィクション漫画、第1巻。
読んだ感想
テレビで見る壇蜜さんとは全然違う一面が出てきて面白かったです。きれいで落ち着いた人というイメージだったけど、かなり不思議な人でした。次は何が起こるのか気になって読んでしまいます。
(20代男性)
壇蜜さんの行動に、清野さんが毎回おびえたり戸惑ったりする反応が笑えました。妻を描いているのに、ずっと謎の人物を取材しているような感じです。清野とおる作品らしい漫画でした。
(30代男性)
3位:サンキューピッチ
6月、神奈川県の高校球児の間で、ある噂が囁かれていた。夜な夜な現れては「3球勝負」を挑む謎の男、「野球部狩り」――。男は驚異的な豪速球を持ち、勝負に負けたことがないという!! 県立横浜霜葩高等学校、野球部キャプテンの小堀は「野球部狩り」が学内にいると推測。小堀は悲願の甲子園出場のため、男を勧誘しようと自ら囮となることを決めた。そしてその夜、グラウンドに「野球部狩り」が現れる!! だが、男には野球ができない“ある秘密”があって……。 高校3年、最後の大会まで3週間、投げられる球――3球?! 9回ウラから始まる野球譚、試合開始(プレイボール)!!
読んだ感想
一日に全力で投げられるのは3球だけ、という設定がまず面白かったです。その3球をいつ使うのかで、普通の野球漫画とは違う緊張感があります。続きが気になって一気に読みました。
(20代男性)
力で押すだけではなく、ルールや相手の性格まで利用して勝とうとするのが面白かったです。試合中の駆け引きは、スポーツ漫画というより頭脳戦に近く感じました。
(30代男性)
4位:魔男のイチ
この世界において魔法とは生き物である。そして困難な試練を乗り越え、魔法を習得するハンターたちを人は「魔女」と呼ぶ。ある日、辺境の山奥で恐るべき王の魔法(キング・ウロロ)と最強の魔女が激闘を繰り広げていた。しかしそこへ、場違いな一人の少年が乱入する。彼の名はイチ。魔女とも魔法とも縁の無い山暮らしの狩人が世界の常識をひっくり返す! 魔法ハンティングファンタジー開幕!
読んだ感想
魔法が生き物で、それを倒して手に入れるという設定が新鮮でした。主人公が魔法使いではなく山育ちの狩人なのも面白いです。次はどんな魔法を狩るのか気になります。
(20代男性)
イチが野生児っぽくて、常識が通じないところが笑えました。周りの魔女たちが振り回されるやり取りも楽しいです。明るくテンポがいいので読みやすかったです。
(20代男性)
5位:みいちゃんと山田さん
| 作品名 | みいちゃんと山田さん |
|---|---|
| 著者 | 亜月ねね |
| 出版社 | マガジンポケットコミックス |
| 完結or未完結 | 未完結 →7巻まで発売中(2026/9現在) |
2012年、新宿。
夜の街でキャバクラ嬢として働く山田さんは、
何をやっても”ちょっと足りない“新人・みいちゃんと出会う。
ヤル気と元気はあるものの、漢字も空気も読めないみいちゃんは、
周りから馬鹿にされ「可哀想」のレッテルを貼られてしまう。それでも、健気に働くみいちゃんの姿に、山田さんは徐々に心を惹かれていき―――。
不器用で愛くるしい女の子たちを巡る、夜の世界の12か月。
読んだ感想
かわいい感じの日常ものかと思ったら、かなり重い話でびっくりしました。読んでいてしんどいのに、続きが気になって止まりません。みいちゃんの危うさが頭から離れなかったです。
(20代男性)
山田さんが完全な善人として描かれていないのがいいですね。同情だけじゃない、二人の微妙な距離感が面白いです。たまに見える優しさもいいです。
(20代男性)
6位:邪神の弁当屋さん
「高さを出す事、隙間を埋める事。丸い形も歪な形も、型に入れば同じ事」レイニーは一日一善をモットーにする弁当屋であり、実は謹慎中の『神』。戦争を引き起こした罰を受け、今は人間として生活している。相棒ニワトリのチュンちゃんに、歌手を夢見る同居人のダリア、弁当を買ってくれるお城勤めのライラック。様々な者と共にレイニーは生きる。かつて邪神と呼ばれた彼女が生きる理由は今のところ‥‥『明日の弁当のおかずを考える事』である。
読んだ感想
邪神が弁当屋さんになるという設定だけでもう面白かったです。レイニーの淡々とした受け答えも、じわじわ笑えます。ゆるく読めるのに、たまに深い話が入ってくるのもよかったです。
(20代男性)
レイニーの人間に対する見方が少しズレていて、そこが面白かったです。でも何気ないひと言が妙に核心を突いていて、ドキッとします。人間って不思議だなと自分でも考えてしまいました。
(20代男性)
7位:ミハルの戦場
その少女に、この国は託される―――――
ついに勃発した三度目の世界大戦。
激しい戦闘の末、列強諸国に
分割統治されるようになった日本。天才的な狙撃技術を持つ少女・ミハルは
“人を撃てない”元狙撃手・ショウと出会い、
国命を懸けた戦いへと導かれていく―――戦場と化した日本を生き抜く
スナイパー・バディ・アクション!
読んだ感想
狙撃戦の緊張感がすごくて、かなり集中して読みました。敵との距離や風まで考えて撃つところが面白いです。戦闘シーンの迫力もあって、続きが気になります。
(20代男性)
ミハルが強くてかっこいいけど、まだ普通の少女なんだと感じる場面が切なかったです。戦う以外の人生もあったはずなのにと思ってしまいます。かわいい姿を見るほど心配になりました。
(30代男性)
8位:緑の予感たち
日常の裏で蠢く、幻想と記憶のスペクタクルな冒険。
漫画の可能性をひらく、驚愕のデビュー作。
第1話「カッパの理髪店」の公開されるや漫画好きからの熱烈な支持をもって迎えられた、
不可思議で驚きに満ちた短編シリーズ、待望の単行本化!夢の中のカッパの理髪店に翻弄されるかつての恋人たち。
海辺の旅館を訪れる謎の未来人と女中の共闘。
不思議な犬と暗渠に迷い込む雨の夜の冒険。
都市伝説の巨大な猿に盗まれた靴と記憶……
圧倒的な絵とイマジネーションで、日常の扉の先にある見たことのない景色に連れて行かれる異形の短編シリーズ。同人誌に発表した短編2作も収録。
読んだ感想
何が起きているのか分からないまま、どんどん引き込まれました。夢の中みたいに話が飛ぶのに、なぜか納得できるのが面白いです。先の読めない漫画が好きな人には合うと思います。
(20代男性)
カッパの理髪店など、変な設定が次々出てくるのが楽しかったです。少し怖いけど、笑えるところやかわいい生き物もあります。読み終わってからも絵が頭に残りました。
(20代男性)
9位:ドカ食いダイスキ! もちづきさん
| 作品名 | ドカ食いダイスキ! もちづきさん |
|---|---|
| 著者 | まるよのかもめ |
| 出版社 | 白泉社 |
| 完結or未完結 | 未完結 →4巻まで発売中(2026/9現在) |
【X(Twitter)日本トレンド1位のやばいマンガ!!!!】望月美琴、21歳・営業事務!おっとり・ほんわかな彼女の幸せは……《ドカ食い》!?!?ガッツリ・こってり・山盛りの食べ物をひたすらに食す♪カロリーのオーバードーズで”至る”、限界突破の禁断グルメギャグ★《限定描き下ろしエピソード》も収録、超・待望のコミックス第1巻…ドカ読み推奨!(このコミックスには「ドカ食いダイスキ! もちづきさん[1話売り] 第1~6話」を収録しております)
読んだ感想
一回の食事量が予想を軽く超えてきて、毎回笑ってしまいました。料理はちゃんとおいしそうなのに、食べ方が豪快すぎます。どこまで記録を伸ばすのか気になりました。
(20代男性)
食べすぎだと分かっていながら、都合のいい理由を考えるところが面白いです。自分も似た言い訳をすることがあるから、もちづきさんを他人事だと思えないのがちょっと怖いです。
(30代男性)
10位:怪獣を解剖する
君も、ここに来ている時点で「好奇心」を選択している。
怪獣学者の本多昭(ほんだあきら)は、“トウキョウ”と呼ばれる超巨大怪獣の死骸の、
解剖調査現場に呼ばれる――。全長およそ210メートル、推定体重8.5万トンの巨大な検体。
そんなトウキョウの調査資料に目を通しながら、昭は「活動停止しているが… 本当に『死んでいる』のだろうか…」と疑念を抱く……。超厚【232p】で描かれる、空想研究エンターテインメント!
◎同時発売
BEAM COMIX『解剖、幽霊、密室』
読んだ感想
怪獣と戦う話ではなく、死骸を解剖して調べるというのが斬新でした。体の構造や調査方法もわかるので図鑑を見るような楽しさもありました。
(20代男性)
怪獣を研究したい学者と、早く処分してほしい島の人たちの両方に気持ちに納得できました。怪獣そのものより、人間同士の意見のぶつかり合いが見ていて興味深いです。
(30代男性)
このマンガがすごい!2026年結果一覧|オンナ編

まずは、『このマンガがすごい!2026|オンナ編』の1位〜10位を紹介します。
先に結果一覧をお見せしますね↓
| 順位 | 作品名・受賞者 |
|---|---|
| 1位 | 半分姉弟 (藤見よいこ) |
| 2位 | 隙間 (高妍) |
| 3位 | 起承転転 (雁須磨子) |
| 4位 | 多聞さんのおかしなともだち (トイ・ヨウ) |
| 5位 | 汐風と竜のすみか (縞あさと) |
| 6位 | 凪のお暇 (コナリミサト) |
| 7位 | 林檎の国のジョナ (松虫あられ) |
| 同率8位 | 悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ (白梅ナズナ) |
| 同率8位 | おりずる (今日マチ子) |
| 同率8位 | ホストと社畜 (河尻みつる) |
1位:半分姉弟
「ハーフ」と呼ばれる人々の日常と溢れる感情を鮮やかに描いた、わかりあえなさと手を繋ぐ群像劇。
「姉ちゃん、俺、改名したけん。」
フランス人の父と日本人の母を持つ〈米山和美マンダンダ〉は、弟から突然の告白を受ける。
生まれ育ったはずの日本で「異物」と見なされても、笑って流していたけれど…。
アイデンティティに揺れるすべての人へおくる、共生を模索する希望の物語。
読んだ感想
同じ家庭で育った姉弟でも、名前やルーツへの向き合い方が違うのが印象的でした。どちらが正しいとも簡単には言えないからこその難しさを感じました。
(20代女性)
重いテーマですが、普段の会話やちょっとした笑いもあって読みやすかったです。登場人物が何かの代表ではなく、普通に暮らす人として描かれています。表情の細かさもよかったです。
(40代女性)
2位:隙間
届け。国境線なんか越えて。1&2巻、同時刊行!
『隙間』を読んだ、誰か、お願いだから彼女の覚悟や怒りや叫びを、正面から受け止めて投げ返してあげてくれ。音楽でも、手紙でも、映画でも、もちろん漫画でもいい。とにかく、真っ直ぐに応答してほしい。そして、あなたは一人じゃないと伝えてほしい。その連帯の声が力強く挙がること。それがこの作品に触れた同時代の人間の責任であり、喜びだと思う。
ーー是枝裕和(映画監督)「人の感情はどこから来て、どこへ向かうのだろう?」
台湾・台北に暮らす女子大生の楊洋(ヤンヤン)。心をすり減らしながらも懸命に介護を続けていた大切な祖母を亡くし、深い悲しみに沈む日々を過ごしていた。さらに、想いを寄せていた男性には別の恋人がいて、自分を愛してくれない……。すべてから逃げるように、楊洋(ヤンヤン)は交換留学生として、近くて遠い異国・沖縄へと旅立った。異国の地での生活は、祖母との思い出や恋の痛みを抱えたまま始まったが、沖縄の人々との交流やその地に刻まれた歴史に触れる中で、少しずつ“私”を取り戻していくーー。「この残酷な現実に“さよなら”を告げて、私は行く。異国・日本へ。“はじめまして”を見つける旅へ」
好きな音楽を聴き、本を読み、映画を観て、恋愛をして、普通の大人になりたかった“私たち”の、青春の“怒り”と“記憶”。フリースタイル「THE BEST MANGA 2023 このマンガを読め!」第2位&宝島社「このマンガがすごい!2023」オトコ編・第9位ランクイン、『緑の歌 – 収集群風 -』で鮮烈なデビューを飾った高妍(ガオ イェン)が紡ぐ、台湾と日本、過去と未来、私とあなたの物語。超厚【250ページ】の第1巻。
読んだ感想
ヤンヤンの恋や留学への迷いがすごくまっすぐで、感情移入しました。うまくいかなくて落ち込む姿も心にきます。自分を変えたくなった時期を思い出しました。
(20代女性)
台湾や沖縄の街、海、空がきれいに描かれていて、ゆっくり眺めたくなる漫画でした。言葉より表情で伝わってくる場面も多いです。静かなコマほど気持ちが残りました。
(40代女性)
3位:起承転転
※共通電子版特典ショートストーリー「遠距離引っ越しの恐怖」収録!
誰かの母にもならず
誰かの妻にもならず
娘のまま50才になった。中年から初老へ。
『あした死ぬには、』で40代を描いた雁須磨子が
“加齢”の不安を抱える女性たちに贈る、50代の人生白書。18才で上京して32年――
“売れない役者”をやめて故郷の福岡に戻ることを決めた50才の葉子。
お金がない。体力がない。根気がない。
直面する「50才・無職」の現実。
そんな中、人懐っこい大家の息子・快晴やスキマバイトの同僚たちとの出会いによって、葉子の「人生の新展開」がやってくる。仕事をやめること。東京を離れること。何かをあきらめること。
――何者にもなれなかった私が、新しい自分と出会う物語。
読んだ感想
年を取ることを描いた暗い話かと思ったら、面白い場面が多かったです。葉子が不器用なまま動き出すところに元気をもらえます。
(20代女性)
50歳で仕事を辞める葉子の不安が、かなり身近に感じられました。体力もお金も心配なのに、立ち止まってはいられません。同年代として、笑えるけれど少し苦しくなる漫画でもありました。
(50代女性)
4位:多聞さんのおかしなともだち
| 作品名 | 多聞さんのおかしなともだち |
|---|---|
| 著者 | トイ・ヨウ |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 完結or未完結 | 上下巻完結 |
「きみが、自分が……人に、どんな名前で呼ばれたいんか、教えてやーー」
子どもん頃。
うちには母の友人達がしょっちゅう遊びに来とったけど、わたしはたぶん、この人に一番なついていた。
うちに遊びに来る、母と母の彼女の友人達には、女の人が好きな女の人も、男の人が好きな男の人も、男の人が好きな女の人も、どっちのことも好きな人も、どちらでもない恋人がおる人もおったけど。
多聞(たもん)みたいな人はーー。いつだって一人で、口を開けば多聞にしか見えない友達のことばかり。
妖精、妖怪、ぼうちに魔女。
人間よりも、幽霊やおばけが好きな人。
こんな妙な大人は多聞だけ。多聞、あのおかしな人だけだった。
★
他の人には見えない、人ならざるものとの会話を愉しむ、妙な大人、“多聞”。
レズビアンの母達と暮らし、誰を愛しても祝福される環境で、誰のことも恋愛として愛することができないと悩む、“内日(うつい)さん”。
そして、内日さんの呼びかけに応え出現したものの、自分の名前を忘れてしまった不思議な仔、“多聞の友達”。クィアな家庭で育ったアロマンティックの子の、繊細な揺らぎ。
自分のことを、あなたのことを、わかっても、わからなくても、ここにいるという事実を語り合うことがきっとできる、ひと夏の不思議な、大阪の物語。
読んだ感想
恋愛感情を持たないことで悩む内日の姿を見て、こういう気持ちもあるんだと知りました。好きの形は一つじゃないと思えました。
(20代女性)
内日の母親たちは同性カップルで理解もあるのに、本人は自分の気持ちを話せずにいます。受け入れてくれそうな相手にも言えないことがあるんですね。
(30代女性)
5位:汐風と竜のすみか
【同居人は竜人の少年でした】父を亡くした瑞花は叔父に引き取られ、竜人伝説のある街に引っ越すことに。新天地でうまくやろうと意気込むも、叔父の家に下宿している“竜人”の少年・天辰は不愛想で反りが合わない。しかし一緒に暮らすうちに、天辰の不器用な優しさや“竜人”ゆえの傷に触れてゆき――…?
読んだ感想
瑞花と天辰が最初からベタベタせず、少しずつ距離を縮める感じがよかったです。二人とも言いたいことは言うので会話も楽しい!不器用に気を遣い合うところにキュンとしました。
(20代女性)
父を亡くして知らない町へ来た瑞花が、暗くなりすぎず前へ進もうとする姿がよかったです。強がるだけではなく、寂しさもきちんと伝わります。新しい居場所ができてほしいと思いました。
(30代女性)
6位:凪のお暇
場の空気を読みすぎて、他人にあわせて無理した結果、過呼吸で倒れた大島凪、28歳。仕事もやめて引っ越して、彼氏からも逃げ出したけど…。元手100万、人生リセットコメディ!!
読んだ感想
周りに合わせすぎて疲れてしまう凪の気持ち、かなり分かるなと思いました。全部手放して人生をやり直す勢いがすごい!少しずつ自分の本音を出せるようになる姿を応援したくなります。
(20代女性)
かわいらしい絵柄で読みやすいです。面白い場面と胸が痛くなる場面のバランスがいいです。気軽に読み始めましたが、思った以上に深い作品でした。
(40代女性)
7位:林檎の国のジョナ
《『自転車屋さんの高橋くん』松虫あられの幻の新連載、復活!!》
加藤アリスは自分の名前と体型がコンプレックスな25歳。
他人と容姿を比べてしまう自分、押し付けが強い母親…
「ここにいたら、消えたいまんまな気がする」。
埼玉の実家を離れ、親戚のいる青森でアリスが出会ったのは、りんご農家の青年・正市だった。
彼の不思議な優しさと広い空の下で、アリスは少しずつ《自分の居場所》を見つけはじめる…。
傷ついた心をそっと癒す、出会いと再生の物語。
読んだ感想
アリスが見た目を気にして、つい人と比べてしまうところすごく共感しました。何気ない一言で傷つく感じも分かる…。青森で少しずつ自分の居場所を見つけていく姿を応援したくなりました。
(20代女性)
正市さんの優しさが押しつけがましくなくて、読んでいてほっとしました。見た目に悩むアリスと、一見悩みがなさそうな彼との対比も面白いです。二人の距離がどう変わるのか気になります。
(30代女性)
同率8位:悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~
| 作品名 | 悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ |
|---|---|
| 著者 | 白梅 ナズナ 、まきぶろ, 紫 真依 |
| 出版社 | 一迅社 |
| 完結or未完結 | 未完結 →6巻まで発売中(2026/9現在) |
とあるRPG系乙女ゲームの悪役令嬢レミリアに転生した「エミ」は、ゲームのヒロイン「星の乙女」により努力虚しく断罪されてしまった。エミの冤罪を晴らすため、そこに現れたのは中から見守っていた本来のレミリアで――。本物の悪役による復讐劇が始まる!一迅社ノベルスの話題作『悪役令嬢の中の人』待望のコミカライズ!単行本だけの描き下ろし短編も収録!
読んだ感想
レミリアが感情任せに暴れるのではなく、頭を使って復讐を進めるのが最高でした。落ち着いた笑顔なのにめちゃくちゃ怖い…。次は何を仕掛けるのか、ずっとワクワクしながら読めます。
(20代女性)
復讐のお話ですが、その根っこにあるエミへの愛情が思った以上に深くて泣けました。互いに相手の幸せを願っている関係がとてもいいです。二人が直接話せないことが、さらに切なく感じました。
(30代女性)
『悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~』を見てみる>>
同率8位:おりずる
カメとクレインは「あの日」を生き延びた奇跡の子。2人は「こどもの家」で育つが、「あの日」の記憶はなくて…!? いったい「あの日」に何が起こったのか、そして「あの日」以後2人の生きる世界はどう変わってしまったのか…?
読んだ感想
同じ出来事を生き延びたカメとクレインが、違う形で傷を抱えているのがつらかったです。二人が普通の子として過ごせたらと思いました。
(20代女性)
昔の戦争をそのまま再現するのではなく、現代にも重なる世界として描いている点が印象的でした。スマホのある日常と破壊の記憶が同時に存在しています。戦争は過去だけの話ではないと感じました。
(40代女性)
同率8位:ホストと社畜
【午前5時の牛丼屋。隣の席で朝ごはん。】
午前5時、新宿歌舞伎町の牛丼屋で出会った「社畜」の直人と「ホスト」の蓮。並んで朝ごはんを食べるだけの、ちょっと不思議な関係がはじまる――。
これから一日が始まる社畜と、ようやく一日が終わるホスト。真逆な時間軸を生きる二人が唯一交わる15分を描いた、モーニングルーティンストーリー。
読んだ感想
二人がいきなり親友になるのではなく、朝ごはんを通して少しずつ仲良くなるのが好きでした。踏み込みすぎない距離感が心地いいです。毎朝そっと見守りたくなりました。
(20代女性)
ホストと社畜という肩書きから想像した人物像とは、二人とも少し違っていました。相手を気遣う蓮の素直さと、徐々に心を開く直人がいいですね。
(40代女性)
まとめ:『このマンガがすごい!2026』の気になる作品を読んでみよう

『このマンガがすごい!2026』の1位〜10位作品を紹介してきました。
興味のあるマンガがあったら、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。
