「このマンガがすごい!2021の作品を全部チェックしたい!」
「一覧でまとめている記事はないのかな?」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、このマンガがすごい!2021の結果を、オトコ編・オンナ編ごとにランキングTOP10を紹介します。
それでは見ていきましょう!
『このマンガがすごい!』は宝島社が毎年12月に発行するマンガガイドです。
本書では、前年10月1日から当年9月30日までに刊行された単行本を対象に、書店員・編集者・評論家・大学の漫画研究会メンバーなどマンガをよく読む“識者”70〜200名前後が、それぞれオススメしたい5作品を順位付けし、「オトコ編」「オンナ編」としてランキング化しています。
“今、読むべきマンガ”を探すための信頼性の高いガイドです。
このマンガがすごい!2021年結果一覧|オトコ編

まずは、『このマンガがすごい!2021|オトコ編』の1位〜10位を紹介します。
先に結果一覧をお見せしますね↓
順位 | 作品名・受賞者 |
---|---|
1位 | チェンソーマン (藤本タツキ) |
2位 | 葬送のフリーレン (アベツカサ、山田鐘人) |
3位 | 九龍ジェネリックロマンス (眉月じゅん) |
4位 | 水は海に向かって流れる (田島列島) |
5位 | 竜女戦記 (都留泰作) |
6位 | ダンピアのおいしい冒険 (トマトスープ) |
7位 | 大ダーク (林田球) |
8位 | 忍者と極道 (近藤信輔) |
9位 | 僕の心のヤバイやつ (桜井のりお) |
10位 | ベルリンうわの空 (香山哲) |
1位:チェンソーマン
悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!! 悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!
読んだ感想
最初はデンジの欲望丸出しっぷりに笑ってたけど、気づけばその純粋さに胸打たれてた。戦闘の迫力もすごいけど、それ以上に「生きたい」「普通の生活したい」って気持ちがめちゃくちゃ響いてくる漫画。
(30代男性)
バトルものかと思ったら、人間の弱さとか孤独とか欲望がめちゃくちゃリアルに描かれてて驚いた。グロさの裏に切なさがあるから、読後にただ疲れるんじゃなくて妙にしみるんだよなぁ。
(10代男性)
2位:葬送のフリーレン
魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。
彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは--
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは--
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!
読んだ感想
“あの日々は、一瞬だったんだ…”ってフリーレンが気づいたあの場面で、涙腺崩壊しました。静かだけど、背景や人物の佇まいから“時間の重み”が染み込んでくる。読後もずっと心が動き続ける余韻をくれる作品です。
(20代男性)
出会いと別れの描き方が優しくて、でも容赦なくエモい…勇者ヒンメルの葬儀のシーンで“もっと話しておけばよかった”って感情が一気に押し寄せた。作者に“感情の隙を突かれた”感じで、本当に大切な人と向き合いたくなる漫画でした。
(30代男性)
3位:九龍ジェネリックロマンス
作品名 | 九龍ジェネリックロマンス |
---|---|
著者 | 眉月じゅん |
出版社 | 集英社 |
完結or未完結 | 未完結 →11巻まで発売中(2025/9現在) |
此処は東洋の魔窟、九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、街並みに過去・現在・未来が交差するディストピア。はたらく30代の男女の非日常で贈る日常と密かな想いと関係性をあざやかに描き出す理想的なラヴロマンスを貴方に――。
読んだ感想
ノスタルジックでちょっと怪しい九龍の空気感にすぐ飲み込まれた。恋愛もののはずなのに、じわじわSFっぽい不穏さが漂ってて「これどうなるの?」って気持ちでページをめくる手が止まらなかった。
(30代男性)
記憶や時間をめぐる要素が出てくるたびにドキッとする。大人の恋愛がベースなのに、そこにSFっぽさが混ざって不思議な面白さがある。続きが気になりすぎて最新刊を待つのがつらい。
(20代男性)
4位:水は海に向かって流れる
作品名 | 水は海に向かって流れる |
---|---|
著者 | 田島列島 |
出版社 | 講談社 |
完結or未完結 | 完結:全3巻 |
「あの人、本当は怒りたいんじゃないの?」高校への進学を機に、叔父の家に居候することになった直達。だが最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さんだった。案内された家の住人は、親に黙って脱サラしたマンガ家(叔父)、女装の占い師、ヒゲメガネの大学教授、どこか影のある25歳OLと、いずれも曲者揃い。そこに高校1年生の直達を加えて、男女5人での一つ屋根の下、奇妙な共同生活が始まった。共同生活を送るうち、日々を淡々と過ごす25歳OLの榊さんに淡い思いを抱き始める直達だったが、彼女と自分との間には思いも寄らぬ因縁が……。少年が家族の元を離れて初めて知る、家族の「罪」。自分もその被害者なのかもしれないが、加害者でもあるような気がする。割り切れないモヤモヤした思いを抱きながら、少年は少しずつ家族を知り、大人の階段を上っていく。前作から4年の沈黙を破った田島列島が、ユーモラスかつセンシティブな独特の筆致で描くのは、家族の元を離れて始まる、家族の物語。家族の元を離れて始まる、家族の物語。高1春、曲者揃いの住人たちと男女5人の共同生活を始めた直達。彼が淡い想いを寄せる25歳OLの榊さんとの間には、思いも寄らぬ因縁が……。「別冊マガジン」連載時より作家、著名人、漫画読みから絶賛の声が続々!宝島社「このマンガがすごい!2015」オトコ編第3位、マンガ大賞2015第2位など各漫画賞を総ナメにした名作『子供はわかってあげない』の田島列島、待望の最新作!
読んだ感想
家族でも友達でもない人たちが一緒に暮らす空気感がすごく心地よかった。ちょっと不器用な関係がだんだん温かくなっていくのを見てるだけで、なんだか自分まで救われる感じがした。
(20代男性)
日常の中に静かに流れるドラマがあって、一つひとつのセリフがじんわり刺さる。大きな事件があるわけじゃないのに、ページをめくる手が止まらなくなる優しい漫画でした。
(30代男性)
5位:竜女戦記
一介の武士の妻である「おたか」は、ある人物に導かれ人生の舵を切る…。主婦が天下を取る、壮大な歴史ファンタジーの幕が上がる!
読んだ感想
歴史物かと思いきや、女戦士たちの生き様がめちゃくちゃ熱くて一気に引き込まれた。戦いの迫力もあるけど、それ以上に「どう生きるか」を問われてる感じがして読みごたえ抜群。
(20代男性)
竜と人間の関わりがシビアで、単純な勧善懲悪じゃないのがいい。キャラ一人ひとりの選択に重みがあって、次はどう動くんだろうってワクワクする。続きが楽しみで仕方ない。
(30代男性)
6位:ダンピアのおいしい冒険
作品名 | ダンピアのおいしい冒険 |
---|---|
著者 | トマトスープ |
出版社 | イースト・プレス |
完結or未完結 | 完結:全6巻 |
僕は知りたい、世界の全てを。
17世紀。英国公認の海賊船に、博識かつ好奇心旺盛な探検家・ダンピアも乗船した──。
未知の世界を食べて調べる、実在の人物と史実をもとにした海洋冒険飯漫画!作品世界をより深く楽しめるコラムやスピンオフ4コマ他、
単行本用の特別描き下ろしを多数収録!
読んだ感想
歴史上の冒険譚なのに、食べ物が絡むと一気に身近に感じられるのが面白い。未知の土地の料理や食材にワクワクして、「こんなの食べてみたい!」ってなるシーンが多かった。
(20代男性)
実際の史実がベースにあるのに、軽やかな絵柄でグイグイ読ませてくれる。歴史に詳しくなくてもすんなり入れるし、食と冒険が合わさるだけでこんなに新鮮になるんだなって感心した。
(30代男性)
7位:大ダーク
ドロヘドロの林田球が放つ、SF大宇宙!!
宇宙というどこまでも広がる黒い暗闇のどこかで、血だらけで漂う一人の男がいた。
彼の名はザハ=サンコ、14歳。
その骨は「どんな願いも叶える」と言われ、特別な力を宿す「闇の皮」、「闇のニーモツ」を持つサンコは、全宇宙人からその身を狙われる身であった。相棒の「闇のニーモツ」・アバキアンと共に、宇宙をまたにかけるサンコは、今日も襲い来る宇宙人共を、片っ端からブッ殺す!!
読んだ感想
ブラックジョークとグロ描写がてんこ盛りなのに、なぜか笑えてしまうのが不思議。三途川カンパニーのノリとか、林田球ワールド全開で読んでてクセになる。
(20代男性)
ザハさんとアバキアンのやり取りが好きすぎる。殺伐とした宇宙を舞台にしてるのに、二人の掛け合いが妙に人間くさくて安心する。バカバカしいのにちゃんとドラマがあるのが最高。
(30代男性)
8位:忍者と極道
トラウマから笑えない少年・忍者<しのは>、表向きはエリート会社員ながら裏では組を牛耳る極道<きわみ>。そんな2人が出会った時、300年にわたる忍者<ニンジャ>と極道<ゴクドウ>の殺し合いの炎が熱く燃え盛る!孤独を抱えた漢達による、情熱と哀切に彩られた命のやり取り。決めようか…忍者と極道、どちらが生きるかくたばるか!
読んだ感想
ギャグっぽい瞬間もあるのに、急にエグい展開ぶっこんでくるから油断できない。読んでて心臓に悪いけど、そこがいい!アニメや映像化したら絶対映えるだろうなって思った。
(10代男性)
とにかく絵の迫力がすごい!ド派手なバトルなのに、ちゃんとキャラの信念や過去が絡んでくるから読みごたえ抜群。忍者VS極道って発想も斬新で、一気に引き込まれました。
(20代男性)
9位:僕の心のヤバイやつ
作品名 | 僕の心のヤバイやつ |
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著者 | 桜井のりお |
出版社 | 秋田書店 |
完結or未完結 | 未完結 →12巻まで発売中(2025/9現在) |
学園カースト頂点の美少女・山田杏奈の殺害を妄想してはほくそ笑む、重度の中二病の陰キャ・市川京太郎。だが山田を観察する内に、京太郎が思う「底辺を見下す陽キャ」とは全然違うことに徐々に気づいていき…!? 陰キャ男子・京太郎の初めての恋、始まる。陽キャ美少女×陰キャ少年のニヤニヤ系青春格差ラブコメディ!!
読んだ感想
市川くんのこじらせっぷりと山田さんの素直さのギャップが最高すぎる。読んでると「早くくっつけよ!」って気持ちになるけど、このもどかしさがまた楽しいんだよな。
(20代男性)
ギャグっぽいのに、ふとした瞬間の描写がめちゃくちゃ青春しててキュンとくる。笑ってたのに急に心臓撃ち抜かれる感じで、いい意味で油断できない漫画。
(10代男性)
10位:ベルリンうわの空
ドイツ、首都ベルリン。ベルリンといえば、壁、ビール、ソーセージ。だけじゃなくって、様々な文化、様々な人々…、パリや東京とも並ぶ国際都市だ。そんな街で僕は…、僕は…、あんまり何もしていない! ベルリンという街に「なんとなく」で移住してしまった僕は、派手な観光も、胸躍る冒険もなく、ただ毎日を平凡に過ごしている。そんな僕を人はいつも「うわの空」だというのだけれど、僕なりに、些細だけれども大切なものを集めている。 ベルリンでぼんやり生きる僕の生活の記録と、街から得られる空想と、平凡な毎日ゆえに楽しめる、ちょっと小さな冒険の書。
読んだ感想
ベルリンの日常をふんわり描いてるのに、ページをめくるたびに「海外暮らしってこうなんだ」って発見があって面白い。旅行記とも違うし、エッセイとも違う独特の空気感にハマった。
(20代男性)
海外生活の不便さとか楽しさが、気取らずリアルに描かれてるのが好き。ベルリンの街並みや人々が自然に伝わってきて、自分もそこにいる気分になれる。のんびり読みたくなる作品。
(30代男性)
このマンガがすごい!2021年結果一覧|オンナ編

まずは、『このマンガがすごい!2021|オンナ編』の1位〜10位を紹介します。
先に結果一覧をお見せしますね↓
順位 | 作品名・受賞者 |
---|---|
1位 | 女の園の星 (和山やま) |
2位 | 後ハッピーマニア (安野モヨコ) |
3位 | 薔薇はシュラバで生まれる ―70年代少女 漫画アシスタント奮闘記― (笹生那実) |
4位 | マイ・ブロークン・マリコ (平庫ワカ) |
5位 | カラオケ行こ! (和山やま) |
6位 | ミステリと言う勿れ (田村由美) |
7位 | わたしの幸せな結婚 (高坂りと、顎木あくみ) |
8位 | かしこくて勇気ある子ども (山本美希) |
9位 | 消えた初恋 (アルコ、ひねくれ渡) |
10位 | ゆびさきと恋々 (森下suu) |
1位:女の園の星
「声を出して笑った」の声、続出!!!
漫画賞総ナメ『夢中さ、きみに。』の和山やま初連載!
ある女子校、2年4組担任・星先生。生徒たちが学級日誌で繰り広げる絵しりとりに翻弄され、教室で犬のお世話をし、漫画家志望の生徒にアドバイス。時には同僚と飲みに行く…。な~んてことない日常が、なぜこんなにも笑えて愛おしいんでしょう!?どんな時もあなたを笑わせる未体験マンガ、お確かめあれ!電子版にも本体表紙を収録!
読んだ感想
星先生のぼそっとした一言とか、女子たちのツッコミのテンポがツボすぎて、声出して笑った。日常のどうでもいいやりとりなのに、なんでこんなにおもしろいんだろうって思いながら一気読みしました。
(10代女性)
先生たちも生徒たちも、特別な事件が起きるわけじゃないのにキャラが立ちすぎてて飽きない。くだらない話題でずっと笑える感じが最高で、何度も読み返したくなるタイプの漫画です。
2位:後ハッピーマニア
かつて、ハッピーを追い求めあまたの男たちと20代を暴走した女がいた。彼女の名はカヨコ(旧:シゲカヨ)。恋に恋した時代もあったけど、フツーでまじめな男タカハシと結婚し、気づけばまさかの15年。だが…しかし!!カヨコにぞっこんだったはずのタカハシから、突然「好きな人と付き合いたい」と離婚を突きつけられる……!45歳、専業主婦。子供なし、スキルなし、金なし。別れたくないのは、愛してるから? 生活を失いたくないから?大大大ピンチの崖っぷちで、カヨコはふたたびハッピーを求めてさ迷いはじめるのであった!
読んだ感想
シゲタさん、全然変わってないようでちゃんと大人になってるのが泣ける。恋に迷走しながらも必死に生きてる姿に共感しかないし、読んでて「自分もまだまだやれるかも」って思えた。
(20代女性)
昔の『ハッピーマニア』から追ってる身としては、シゲタと高橋くんの関係が続いてるだけで胸アツ。ぶつかり合いながらも一緒にいる2人を見てると、恋愛のリアルがギュッと詰まってるなって感じる。
(30代女性)
3位:薔薇はシュラバで生まれる ―70年代少女 漫画アシスタント奮闘記―

作品名 | 薔薇はシュラバで生まれる ―70年代少女 漫画アシスタント奮闘記― |
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著者 | 笹生那実 |
出版社 | イースト・プレス |
完結or未完結 | 完結:全1巻 |
アシスタントが見た!名作誕生の瞬間!!
美内すずえ先生、くらもちふさこ先生、樹村みのり先生、三原順先生、山岸凉子先生etc……、
数々の名作を生み続けるレジェンドたち――、の元でかつてアシスタントをしていた著者の、とんでもなく貴重な体験を描いたコミックエッセイ。
美内先生との初対面と、想像を絶するシュラバ。才能ある若き漫画家たちの知られざる努力とこだわり。
あの作品のあのエピソードの誕生秘話など、少女漫画好きなら身悶えする様なお話がたくさん!若き先生方と若きアシスタントたちの、血と汗と涙と喜びの青春時代を綴ります。
読んだ感想
伝説級の少女漫画家たちの舞台裏が、まさかこんな泥臭くて笑えるとは思わなかった!華やかな作品の影で、アシスタントたちが必死に格闘してた姿がリアルで最高に面白い。
(30代女性)
先生方の豪快エピソードとアシさんたちの奮闘ぶりに爆笑しつつも、「漫画を作るってこういうことなんだな」と改めて感じた。業界の歴史を知れるし、読み物としてもめちゃくちゃ楽しい。
(40代女性)
薔薇はシュラバで生まれる ―70年代少女 漫画アシスタント奮闘記―
4位:マイ・ブロークン・マリコ
作品名 | マイ・ブロークン・マリコ |
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著者 | 平庫ワカ |
出版社 | KADOKAWA |
完結or未完結 | 完結:全1巻 |
あたしは骨になったマリコと、最初で最後の旅に出た。
柄の悪いOLのシイノは、彼女の死を知りある行動を決意した。女同士の魂の結びつきを描く鮮烈なロマンシスストーリー!
読んだ感想
シイノの衝動的な行動に圧倒されたけど、それだけマリコへの想いが強かったんだなって痛感した。二人の関係性は決してきれいじゃないのに、だからこそリアルで胸に刺さる。
(30代女性)
読んでて何度も心がざわついた。友達の死を前にして、自分ならどうするんだろうって考えさせられる。重たいテーマなのに、ページをめくる手が止まらなかった。
(20代女性)
5位:カラオケ行こ!
合唱部部長の聡実はヤクザの狂児にからまれて歌のレッスンを頼まれる。
彼は、絶対に歌がうまくなりたい狂児に毎週拉致されて嫌々ながら
歌唱指導を行うが、やがてふたりの間には奇妙な友情が芽生えてきて……?
話題の作品が描き下ろしを加えて待望のコミックス化!![ 登場キャラクター紹介 ]
〇岡 聡実:
森丘中学校合唱部の部長。
とある悩みを抱えているのだが、なぜか狂児に歌を教えることに。
真面目だが毒舌な中学3年生。【得意な歌】
教えません。〇成田狂児:
四代目祭林組若頭補佐。
組長が主催するカラオケ大会の罰ゲームを回避するために歌がうまくなりたい39歳。【得意な歌】
紅〇組長:
狂児の組の組長。
絶対音感がある。
1番好きなことはカラオケで、2番目に好きなことは刺青。【得意な歌】
タイガー&ドラゴン
読んだ感想
中学生とヤクザっていう組み合わせなのに、なんでこんなに笑えて心温まるんだろう。狂児さんの必死さと聡実くんのツッコミのバランスが絶妙で、一気に読み切っちゃった。
(10代女性)
ギャグ漫画かと思ったら、人間くさい部分がじわじわ効いてきて不意に泣きそうになった。キャラ同士の距離感がだんだん変わっていくのを見てるのが楽しい。
(20代女性)
6位:ミステリと言う勿れ
話題沸騰★青年・久能整!ついに登場!!
『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがついに始動!! その主人公は、たった一人の青年!
しかも謎めいた、天然パーマの久能 整(くのう ととのう)なのです!!解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!!
冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると・・・警察官がやってきて・・・!?
突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。
しかもその被害者は、整の同級生で・・・。
次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる・・・???新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!!
読んだ感想
久能整の語りがとにかく刺さる。事件の推理っていうより、人の心の奥にあるもやもやをスッとほどいてくれる感じで、読んでるこっちまで救われる。セリフを何度も読み返したくなる漫画。
(20代女性)
推理シーンよりも整くんの独特な視点に引き込まれてしまう。価値観を揺さぶられる言葉が多くて、「自分もこう考えてみようかな」って思わせてくれる。読後にちょっと賢くなった気分になれる漫画でした。
(30代女性)
7位:わたしの幸せな結婚

異能の家系に生まれながら、その能力を受け継がなかった娘、斎森美世。能力を開花させた異母妹に使用人のように扱われていた。親にも愛されず、誰にも必要とされない娘。唯一の味方だった幼馴染も異母妹と結婚し家を継ぐことに。邪魔者になった美世は冷酷無慈悲と噂される久堂家に嫁ぐことに…。和風ファンタジー×嫁入り。結婚から始まる恋愛の物語。
読んだ感想
最初は美世があまりにも不遇で読んでて胸が痛かったけど、清霞との出会いで少しずつ表情が変わっていくのが本当に良かった。丁寧に育まれていく愛情に、何度もジーンときた。
(30代女性)
清霞の不器用な優しさがたまらない。冷たそうに見えるのに、ちゃんと美世を大事にしてるのが伝わってきてニヤけてしまった。二人の距離が縮まるシーンは何度でも読み返したい。
(20代女性)
8位:かしこくて勇気ある子ども
作品名 | かしこくて勇気ある子ども |
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著者 | 山本美希 |
出版社 | リイド社 |
完結or未完結 | 全1巻 |
女性を描き続けてきた著者が見つめる、この世界の現実。
『Sunny Sunny Ann!』『ハウアーユー?』以来、6年ぶり長編作品。「勇気をもってくれた親へ
ありがとう
生まれてきてくれた命へ
ありがとう
勇気はアナタの中にある灯火」
サヘル・ローズ氏(女優)「ようこそ、この世界へ」。
私たちは今、全ての子どもたちにこう、
語りかけることができるだろうか。」
安田菜津紀氏(フォトジャーナリスト)第一子を妊娠し、生まれてくる我が子へ期待を膨らませる夫婦。
二人は、賢くて勇気ある子に育てば、明るい未来が訪れると信じていた。
出産を目前に控えたところに、夫婦はある少女の身に起きた事件を知る。
それは少女が賢くて勇気があった故に標的となった凶行だった。
無邪気に信じていた未来が揺らぎ、妻の心は動揺する。
これから生まれてくる子供に、私たちは何を伝えればいいのだろう――
読んだ感想
子どもの発想ってほんとに自由で強いなって思った。大人が当たり前だと思ってることをひっくり返すセリフにハッとさせられるし、読んでてちょっと元気をもらえる本。
(30代女性)
読んでると「自分も子どもの頃こう思ってたかも」って思い出す瞬間があって楽しい。シンプルだけど核心を突いてくるから、読み終わってからもじんわり心に残る。
(40代女性)
9位:消えた初恋
「青木…そんなに俺のことを──…」 青木は隣の席の橋下さんに片想い中。しかし橋下さんの消しゴムを借りたら、同じクラスの男子・井田の名前が…(涙)。しかも、その消しゴムを持っている所を井田に見られてしまい…まさかの勘違いを!? ちょっとおバカで、最高に一生懸命な初恋ものがたり、始まります。
読んだ感想
勘違いから始まる恋なのに、どんどん真剣になっていく展開が微笑ましくてキュンキュンした。青木と井田のやり取りがかわいすぎて、読んでるこっちまでニヤけっぱなし。
(20代女性)
BLなんだけど、爽やかで青春そのものって感じ。恋のときめきも友情の大切さもぎゅっと詰まってて、読んでて心が温かくなる。ラブコメとしても青春漫画としても楽しめるのがすごい。
(20代女性)
10位:ゆびさきと恋々
作品名 | ゆびさきと恋々 |
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著者 | 森下suu |
出版社 | 講談社 |
完結or未完結 | 未完結 →12巻まで発売中(2025/9現在) |
女子大生の雪は、ある日困っているところを同じ大学の先輩・逸臣に助けてもらう。聴覚障がいがあって耳が聴こえない雪にも動じることなく、自然に接してくれる逸臣。自分に新しい世界を感じさせてくれる逸臣のことを雪は次第に意識し始め
読んだ感想
雪ちゃんのまっすぐさと優しさにすごく惹かれた。音のない世界での不安や葛藤が描かれてるのに、恋する気持ちは誰よりもピュアで、読んでて胸がぎゅっとなった。
(20代女性)
逸臣くんの包容力がずるいくらいかっこいい。自然体なのにちゃんと雪ちゃんを尊重してるのが伝わってきて、二人のやり取りを見てるだけでニヤけちゃう。
(30代女性)
まとめ:『このマンガがすごい!2021』の気になる作品を読んでみよう

『このマンガがすごい!2021』の1位〜10位作品を紹介してきました。
興味のあるマンガがあったら、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。