【歴代】電撃小説大賞・受賞作の一覧まとめ｜2025年版

「電撃小説大賞・受賞作の歴代作品を全部チェックしたい！」
「一覧表でまとめている記事はないのかな？」

と思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、歴代の電撃小説大賞・受賞作品をすべて紹介します。

先に歴代電撃小説大賞の一覧表を見たい方は、以下をタップしてご覧ください↓

【歴代】電撃小説大賞受賞作の一覧｜令和受賞分

まずは、歴代電撃小説大賞受賞作の令和受賞分を紹介します。

先に令和の作品一覧表を見たい方は、以下をタップしてご覧ください↓

第31回（2024年）妖精の物理学―PHysics PHenomenon PHantom―

2025年3月現在、未刊行

作品名	妖精の物理学―PHysics PHenomenon PHantom―
著者	電磁幽体
出版社	KADOKAWA（予定）

第30回（2023年）魔女に首輪は付けられない

作品名	魔女に首輪は付けられない
著者	夢見大蛇之介（夢見夕利）
出版社	KADOKAWA

私が望んでいることはただ一つ、『楽しさ』だ。

☆☆☆応募総数4467作品の頂点！　第30回電撃小説大賞《大賞》受賞作！☆☆☆

　貴族階級が独占していた魔術が大衆化するとともに、犯罪率が急増。対策として皇国には魔術犯罪捜査局が設立された。
　捜査官であるローグは上司ヴェラドンナの策略により〈第六分署〉へと転属。そこは、かつて皇国に災いをもたらした魔女と共に魔術事件を捜査する曰くつきの部署だった。
　厄災をもたらすまでの力を有するが故に囚われ、〈首輪〉によって魔力を制限された魔女たち。だが、〈人形鬼〉ミゼリアをはじめ、魔女たちはお構いなしにローグを振り回し――!?

「ローグ君、一言でいいんだ。私に命令してくれよ。その男に魔術をかけろって。一言でいいんだよ。そいつの精神は崩壊するけど事件は解決するよ！」

　魅力的な相棒（魔女）に翻弄されるファンタジーアクション！

魔女に首輪は付けられない

読んだ感想

静かで淡々とした物語だけど、読んだ後にじわじわと心に響いてきました。こんな形の親子関係もあるんだ、と考えさせられました。短いけど、深い一冊です！
（20代女性）

『植物少女』を見てみる>>

第30回（2023年）竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る

作品名	竜胆の乙女わたしの中で永久に光る
著者	fudaraku
出版社	KADOKAWA

物語は、三度、進化する。第30回電撃小説大賞《大賞》受賞作。

「驚愕の一行」を経て、光り輝く異形の物語。
　
明治も終わりの頃である。病死した父が商っていた家業を継ぐため、東京から金沢にやってきた十七歳の菖子。どうやら父は「竜胆」という名の下で、夜の訪れと共にやってくる「おかととき」という怪異をもてなしていたようだ。
かくして二代目竜胆を襲名した菖子は、初めての宴の夜を迎える。おかとときを悦ばせるために行われる悪夢のような「遊び」の数々。何故、父はこのような商売を始めたのだろう？　怖いけど目を逸らせない魅惑的な地獄遊戯と、驚くべき物語の真実――。
応募総数4,467作品の頂点にして最大の問題作!!

竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る

読んだ感想

最初は和風ホラーみたいな感じだったのに、途中で急展開してめっちゃ驚きました。竜胆が「おかととき」をもてなすシーンとか、血なまぐさくてゾクゾクしました。でも、後半の展開で物語の意味が180度変わって、、あまり言うとネタバレになってしまうのですが、「挑戦作」という言葉がピッタリな作品だと思いました。私は好きです。
（20代女性）

『竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る』を見てみる>>

第29回（2021年）ドッペルゲンガーは恋をする (レプリカだって、恋をする。)

作品名	レプリカだって、恋をする。 （『ドッペルゲンガーは恋をする』から改題）
著者	榛名丼
出版社	KADOKAWA

――応募総数4,128作品の頂点――
　第29回電撃小説大賞《大賞》受賞作

　具合が悪い日、面倒な日直の仕事がある日、定期テストの日……。彼女が学校に行くのが億劫な日に、私は呼び出される。
　愛川素直という少女の分身体、便利な身代わり、それが私。姿形は全く同じでも、性格はちょっと違うんだけど。
　自由に出歩くことはできない、明日の予定だって立てられない、オリジナルのために働くのが使命のレプリカ。
　だったはずなのに、恋をしてしまったんだ。
　好きになった彼に私のことを見分けてもらうために、髪型をハーフアップにした。
　学校をさぼって、内緒で二人きりの遠足をした。そして、明日も、明後日も、その先も会う約束をした。
　名前も、体も、ぜんぶ借り物で、空っぽだったはずの私だけど――この恋心は、私だけのもの。
　海沿いの街で巻き起こる、とっても純粋で、ちょっぴり不思議な“はじめて”の青春ラブストーリー。

レプリカだって、恋をする。

読んだ感想

爽やかな青春ストーリーでした。レプリカという設定なのに人間味があふれていて感動しました。アキくんとの恋愛模様も甘酸っぱくて、思わず応援したくなります最後はほっこりできて、余韻が心地よかったです。
（30代女性）

『レプリカだって、恋をする。』を見てみる>>

第28回（2021年）姫騎士様のヒモ

作品名	姫騎士様のヒモ
著者	白金透
出版社	KADOKAWA

★第28回電撃小説大賞《大賞》受賞作★

　灰と混沌の迷宮都市『灰色の隣人（グレイ・ネイバー）』。
　数多のモンスターと財宝を孕むダンジョンの鮮烈な灯りの影には、必ず害虫が潜む。そんな掃き溜めに咲く汚れなき深紅の花が姫騎士・アルウィン。王国再興を志し秘宝を求めるダンジョン攻略の急先鋒――そして彼女に集る元冒険者・マシューは、この街に数いる害虫の一人だ。
　仕事もせず喧嘩も弱い腰抜け、もらった小遣いを酒と博打で浪費するクズ、そう人は罵る。

　――しかし、彼の本当の姿を知る者はこの街にはいない。

「お前は俺の飼い主（おひめさま）の害になる――だから殺す」
「おい、てめぇ！　ただの腰抜けじゃ……ッ！」
「内緒にしてくれよ。俺たちみたいな害虫が何をしているかなんて、彼女は知らなくていいんだ」

　――彼は自らの手を汚すことを厭わない。

「マシュー、お前は私にとって大切な命綱だ」
「君が必要とする限り、俺はこの手を離さない。言っただろ。俺は君の『ヒモ』だって」

　――全ては姫騎士様のために。

　選考会騒然！　エンタメノベルの新境地をこじ開ける、衝撃の異世界ノワール！

姫騎士様のヒモ

読んだ感想

マシューのクズっぷりはヤバかったけど、アルウィンのために何でもやるところがカッコよかった。街の雰囲気も独特で、ゲームの世界に入り込んだみたいでした。終始読めない展開にドキドキしたけど、2人の絆にグッときました。
（20代男性）

『姫騎士様のヒモ』を見てみる>>

第27回（2020年）ユア・フォルマ（『ユア・フォルマ 電子犯罪捜査局』から改題）

無料で”聴く”方法>>

作品名	ユア・フォルマ （『ユア・フォルマ 電子犯罪捜査局』から改題）
著者	菊石まれほ
出版社	KADOKAWA

★第27回電撃小説大賞《大賞》受賞作!!★
最強の凸凹バディが贈る、SFクライムドラマが堂々開幕!!　

　脳の縫い糸――通称〈ユア・フォルマ〉ウイルス性脳炎の流行から人々を救った医療技術は、日常に不可欠な情報端末へと進化をとげた。
　縫い糸は全てを記録する。見たもの、聴いたこと、そして感情までも。そんな記録にダイブし、重大事件解決の糸口を探るのが、電索官・エチカの仕事だ。
　電索能力が釣り合わない同僚の脳を焼き切っては、病院送りにしてばかりのエチカにあてがわれた新しい相棒ハロルドは、ヒト型ロボット〈アミクス〉だった。
　過去のトラウマからアミクスを嫌うエチカと、構わず距離を詰めるハロルド。稀代の凸凹バディが、世界を襲う電子犯罪に挑む！　
　第27回電撃大賞《大賞》受賞のバディクライムドラマ、堂々開幕!!

ユア・フォルマ

読んだ感想

エチカとハロルドのやりとりがめっちゃ面白い！事件の展開もハラハラして、一気読みしました。アニメ化も楽しみ！次巻も絶対読む！
（20代男性）

『ユア・フォルマ』は無料で聴けます>>

第26回（2020年）声優ラジオのウラオモテ

作品名	声優ラジオのウラオモテ
著者	二月公
出版社	KADOKAWA

第26回電撃小説大賞選考会において、選考委員満場一致で２年ぶりの《大賞》を受賞！
電撃文庫が今とどけたい、青春声優エンタテインメント！

「夕陽と～」「やすみの!　せーのっ！」 「「コーコーセーラジオ～!」」　
　偶然にも同じ高校に通う仲良し声優コンビが教室の空気をそのままお届けしちゃう、ほんわかラジオ番組がスタート！
　でもパーソナリティふたりの素顔は、アイドル声優とは真逆も真逆、相性最悪なギャル×根暗地味子で!?
「……何その眩しさ。本当びっくりするぐらい普段とキャラ違うな『夕暮夕陽』、いつもの根暗はどうしたよ？」　
「……あなたこそ、その頭わるそうな見た目で『歌種やすみ』の可愛い声を出すのはやめてほしいわ」
　オモテは仲良し、ウラでは修羅場、収録が終われば罵倒の嵐！こんなやつとコンビなんて絶対無理、でもオンエアは待ってくれない…！
プロ根性で世界をダマせ！　バレたら終わりの青春声優エンタテインメント、NOW ON AIR!!

声優ラジオのウラオモテ

読んだ感想

予想外の展開の連続で、最後まで楽しく読めました。特に、「いかれころ」が街の名物になっていく過程が面白い。伏線回収も見事で、何度も読み返したくなる作品です。
（60代女性）

『声優ラジオのウラオモテ』を見てみる>>

【歴代】電撃小説大賞 受賞作の一覧｜平成以前の受賞分

電撃小説大賞・受賞作の平成以前受賞分の作品を紹介します。

受賞回（年）	作品名	受賞者
第24回（2017年）	タタの魔法使い	うーぱー
第24回（2017年）	この空の上で、いつまでも君を待っている （『ガラクタの王』から改題）	凩輪音（こがらし輪音）
第23回（2016年）	86-エイティシックス-	麻里アサト（安里アサト）
第22回（2015年）	ただ、それだけで良かったんです	松村涼哉
第21回（2014年）	ひとつ海のパラスアテナ （『陸なき惑星のパラスアテナ〜二少女漂流記〜』から改題）	鳩島すた（鳩見すた）
第21回（2014年）	φの方石 -白幽堂魔石奇譚- （『φの方石』から改題）	新田周右
第20回（2013年）	ゼロから始める魔法の書	虎走こけた（虎走かける）
第19回（2012年）	きじかくしの庭	桜井美奈
第19回（2012年）	アリス・リローデッド （『ハロー、Mrマグナム』から改題）	茜屋まつり
第18回（2011年）	エスケヱプ・スピヰド	九丘望（九岡望）
第17回（2010年）	シロクロネクロ	多宇部貞人
第16回（2009年）	幕末魔法士 -Mage Revolution-	田名部宗司
第15回（2008年）	アクセル・ワールド	川原礫
第14回（2007年）	ほうかご百物語 （『放課後百物語』から改題）	峰守ひろかず
第13回（2006年）	ミミズクと夜の王	紅玉伊月（紅玉いづき）
第12回（2005年）	お留守バンシー	小河正岳
第11回（2004年）	ルカ -楽園の囚われ人たち- （『少女禁猟区・世界で最後の1人+8』から改題）	七飯宏隆
第10回（2003年）	塩の街 Wish on my precious	有川浩
第9回（2002年）	キーリ 死者たちは荒野に眠る （『死者たちは荒野に眠る』から改題）	壁井ユカコ
第8回（2001年）	大唐風雲記 洛陽の少女 （『大唐風雲記 長安の履児、虎の尾を履む』から改題）	田村登正
第6回（1999年）	リングテイル 勝ち君の戦 （『リングテイル』から改題）	円山夢久
第4回（1997年）	ブギーポップは笑わない	上遠野浩平
第2回（1995年）	ブラックロッド	古橋秀之
第1回（1994年）	五霊闘士オーキ伝	土門弘幸

まとめ：【歴代】電撃小説大賞 受賞作の一覧で読みたい作品を見つけよう

歴代電撃小説大賞受賞作品を紹介してきました。

興味のある本があったら、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。

令和の電撃小説大賞作品一覧を見る 

平成の電撃小説大賞作品一覧を見る 

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