【歴代】日本ファンタジーノベル大賞・受賞作の一覧まとめ|2025年版

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【歴代】日本ファンタジーノベル大賞・受賞作の一覧まとめ|2025年版

日本ファンタジーノベル大賞・受賞作の歴代作品を全部チェックしたい!」
一覧表でまとめている記事はないのかな?」

と思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、歴代の日本ファンタジーノベル大賞・受賞作品をすべて紹介します。

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【歴代】日本ファンタジーノベル大賞

先に歴代日本ファンタジーノベル大賞一覧表を見たい方は、以下をタップしてご覧ください↓

歴代の日本ファンタジーノベル大賞・受賞作品一覧(タップ)
受賞回(年)作品名受賞者
2024猫と罰宇津木健太郎
2023神獣夢望伝武石勝義
2021鯉姫婚姻譚藍銅ツバメ
2020迷子の龍は夜明けを待ちわびる岸本惟
2019約束の果て―黒と紫の国―高丘哲次
2018鬼憑き十兵衛大塚已愛
2017隣のずこずこ柿村将彦
第25回(2013年)星の民のクリスマス古谷田奈月
第25回(2013年)忘れ村のイェンと深海の犬鈴木 伸
第24回(2012年)かおばな憑依帖三國青葉
第24回(2012年)絶対服従者(ワーカー)関俊介
第23回(2011年)さざなみの国勝山海百合
第23回(2011年)吉田キグルマレナイト日野俊太郎
第22回(2010年)前夜の航跡紫野貴李
第22回(2010年)月のさなぎ石野晶
第21回(2009年)月桃夜遠田潤子
第21回(2009年)増大派に告ぐ小田雅久仁
第20回(2008年)天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語中村弦
第20回(2008年)彼女の知らない彼女里見蘭
第19回(2007年)厭犬伝弘也英明
第19回(2007年)ブラック・ジャック・キッド久保寺健彦
第18回(2006年)僕僕先生仁木英之
第18回(2006年)闇鏡堀川アサコ
第17回(2005年)金春屋ゴメス西條奈加
第16回(2004年)ラス・マンチャス通信平山瑞穂
第16回(2004年)ボーナス・トラック越谷オサム
第15回(2003年)太陽の塔森見登美彦
第15回(2003年)象の棲む街渡辺球
第14回(2002年)世界の果ての庭西崎憲
第14回(2002年)小山歩
第13回(2001年)クロニカ 太陽と死者の記録粕谷知世
第13回(2001年)しゃばけ畠中恵
第12回(2000年)仮想の騎士斉藤直子
第11回(1999年)信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス宇月原晴明
第11回(1999年)BH85森青花
第10回(1998年)オルガニスト山之口洋
第10回(1998年)ヤンのいた島沢村凜
第10回(1998年)青猫の街涼元悠一
第9回(1997年)ベイスボイル・ブック井村恭一
第9回(1997年)競漕海域佐藤茂
第8回(1996年)アイランド葉月堅
第8回(1996年)青猫屋城戸光子
第7回(1995年)糞袋藤田雅矢
第7回(1995年)バスストップの消息嶋本達嗣
第6回(1994年)バガージマヌパナス池上永一
第6回(1994年)鉄塔 武蔵野線銀林みのる
第5回(1993年)イラハイ佐藤哲也
第5回(1993年)酒仙南條竹則
第4回(1992年)昔、火星のあった場所北野勇作
第3回(1991年)バルタザールの遍歴佐藤亜紀
第3回(1991年)なんか島開拓誌原岳人
第2回(1990年)楽園鈴木光司
第2回(1990年)英雄ラファシ伝岡崎弘明
第1回(1989年)後宮小説酒見賢一
第1回(1989年)宇宙のみなもとの滝山口泉

【歴代】日本ファンタジーノベル大賞・受賞作の一覧|2017年以降分

まずは、歴代日本ファンタジーノベル大賞・受賞作の2017年以降分を紹介します。

2017年以降の受賞作品の一覧はこちら↓

受賞回(年)作品名受賞者
2024猫と罰宇津木健太郎
2023神獣夢望伝武石勝義
2021鯉姫婚姻譚藍銅ツバメ
2020迷子の龍は夜明けを待ちわびる岸本惟
2019約束の果て―黒と紫の国―高丘哲次
2018鬼憑き十兵衛大塚已愛
2017隣のずこずこ柿村将彦

2024年:猫と罰

著:宇津木健太郎
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作品名猫と罰
著者宇津木健太郎
出版社新潮社

吾輩、ニャンと転生!? 漱石の「猫」の続きを描き上げた、もふもふ×ビブリア奇譚!
「猫に九生あり」という。かつて漱石と暮らした黒猫もまた、幾度となく生と死を繰り返し、ついに最後の命を授かった。過去世での悲惨な記憶から、孤独に生きる道を選んだ黒猫だったが、ある日、自称“魔女”が営む猫まみれの古書店「北斗堂」へ迷い込む
文豪の猫と創作の業が絡まり合う日本ファンタジーノベル大賞2024受賞作!

猫と罰

読んだ感想

猫好きにはたまらない。推し猫を探すのも楽しい一冊。表紙もおしゃれで、読んだらSNSにUPしたくなります。
(20代女性)

黒猫が夏目漱石のモデルだったという設定に驚きました。転生を繰り返す中での過去のエピソード・文豪たちと猫の関係性が心に残りました。
(30代男性)

『猫と罰』を見てみる>>

2023年:神獣夢望伝

著:武石勝義
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作品名神獣夢望伝
著者武石勝義
出版社新潮社

追い求めた果てに待ち受けるのは希望か、それとも。中華幻想奇譚の新地平
くり返し見る夢の景色を探して旅立つ少年、恋人を取り戻そうと村を出奔する青年、一度は愛した男に裏切られた女、政争と権謀術数の渦に巻き込まれる人々――不条理な運命に翻弄され抗う先に救いはあるのか。キャラクターの濃さとストーリーの構成力を選考委員から絶賛された、日本ファンタジーノベル大賞2023受賞作。

神獣夢望伝

読んだ感想

複雑な構成なのに、さまざまな視点から物語が展開するので、飽きずに一気読みできました。舞姫・景や軍人の業燕芝など、女性キャラの強さが魅力的な作品でした。
(30代女性)

登場人物一人一人に物語があり、特に太上神官や名将業暈の娘・業燕芝のエピソードが心に残りました。運命に抗いながらも前に進む姿が美しかった。
(60代男性)

『神獣夢望伝』を見てみる>>

2021年:鯉姫婚姻譚

著:藍銅ツバメ
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作品名鯉姫婚姻譚
著者藍銅ツバメ
出版社新潮社

恩田陸氏、森見登美彦氏、ヤマザキマリ氏という選考委員全員が
「これ以上ないラスト」と驚嘆した日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
異類婚姻譚史上、最高の恋が始まる! 

商いに失敗し、若くして隠居させられた孫一郎。亡父から受け継いだ屋敷に移り住むと、庭の池にはなぜか人魚が暮らしていた。彼女の名は、おたつ。
おたつに懐かれ「夫婦になってあげる」と言われた孫一郎は、結婚をあきらめさせるため、人と人ならざる者が恋に落ち、不幸な結末を迎えた話を語る。だが、二人の間には少しずつ変化が起き――。
恩田陸氏、森見登美彦氏、ヤマザキマリ氏という選考委員全員が「これ以上ないラスト」と驚嘆した日本ファンタジーノベル大賞2021受賞作。(解説・大森望)

鯉姫婚姻譚

読んだ感想

おたつのキャラクターが本当に魅力的でした。童女の見た目なのに生意気で、どこかユーモラス。それでいて、時折見せる寂しさが心に残ります。
(30代女性)

人と人ならざるものの恋というテーマは古くからありますが、この作品は現代的な視点で描かれていて新鮮でした。選考委員が「これ以上のラストはない」と絶賛した結末は本当にあっぱれでした。
(50代男性)

『鯉姫婚姻譚』を見てみる>>

2020年:迷子の龍は夜明けを待ちわびる

著:岸本惟
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作品名迷子の龍は夜明けを待ちわびる
著者岸本惟
出版社新潮社

少年の消えたその山で、私は私の運命と出会う――。
余命わずかな老人のために、天空語で書かれた日記を読んでやってほしい。天空族のセイジはその依頼を受けることに。しかし、訪れた山の屋敷には、ある家族を襲った哀しい事件の真相と、天空族の秘密が眠っていた。過去を打ち明けないまま消えていこうとする龍と、さまよう少年の亡霊を救うために、セイジはある決意をする。

迷子の龍は夜明けを待ちわびる

読んだ感想

余命わずかな老人や少年の亡霊など、キャラクターたちの切なさが胸に残ります。
(30代女性)

「何に時間を使うかは、何に命を使うか」というテーマが深く、人生について改めて考えさせられる一冊でした。
(40代男性)

『迷子の龍は夜明けを待ちわびる』を見てみる>>

2019年:約束の果て―黒と紫の国―

著:高丘哲次
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作品名約束の果て―黒と紫の国―
著者高丘哲次
出版社新潮社

恩田陸、絶賛。日本ファンタジーノベル大賞 受賞作
――五千年の時空を越え、少年と少女の約束が果たされる。空前絶後のボーイ・ミーツ・ガール!!


「わたしたちのこと、忘れないでね」――そのとき、風が吹いた。大地に咲く紫の花が、一斉に空へと舞い上がる。かつて黄金の草原で、少年が少女に誓った約束が、五千と七十年の時と遥かなる距離を越え、いま果たされる。偽史と小説――父から託された奇妙な古文書に秘められた謎。壙(こう)と臷南(じなん)、史伝に存在しない二つの国を巡る、空前絶後のボーイ・ミーツ・ガール。少年の矢と少女の花冠が紡ぐ「約束」の果ての物語。日本ファンタジーノベル大賞受賞作、待望の文庫化。

約束の果て―黒と紫の国―

読んだ感想

螞九と瑤花の5000年越しの約束が切なかったです。SFやファンタジー、ミステリが全部混ざった展開に驚きました。そして、伏線が回収された瞬間、ぞわーって鳥肌が立ちました!
(20代男性)

5000年を越える約束が物語の軸になっていて、時を超えた想いの強さに感動しました。
(30代女性)

『約束の果て―黒と紫の国―』を見てみる>>

2018年:鬼憑き十兵衛

著:大塚已愛
¥703 (2025/04/23 09:30時点 | Amazon調べ)
作品名鬼憑き十兵衛
著者大塚已愛
出版社新潮社

恩田陸、萩尾望都、森見登美彦が絶賛した新たな才能!
日本ファンタジーノベル大賞2018受賞作。
父の仇を討て! 若き剣豪の熱い死闘が幕を開ける。
寛永十二年、熊本藩主・細川忠利の剣術指南役を務める松山主水大吉が暗殺された。主水の隠し子・十兵衛は父を襲った十五人の刺客を続けざまに斬り裂く。二階堂平法秘伝の技〈心の一方〉によって。僧形の鬼・大悲を連れ、父の暗殺を企てた者への復讐を誓う十兵衛。だが、金色の髪に深い海のような瞳をもつ少女と出会い……。時代伝奇小説の新たな傑作! 日本ファンタジーノベル大賞2018受賞作。

鬼憑き十兵衛

読んだ感想

最初から最後まで怒涛の展開でした!鬼の大悲と十兵衛の掛け合いも面白かったです。
(20代男性)

伏線の張り方や謎解きの巧みさ、完成度が高い一冊でした
(40代女性)

『鬼憑き十兵衛』を見てみる>>

2017年:隣のずこずこ

著:柿村将彦
¥624 (2025/04/23 09:34時点 | Amazon調べ)
作品名隣のずこずこ
著者柿村将彦
出版社新潮社

恩田陸、萩尾望都、森見登美彦が絶賛!
日本ファンタジーノベル大賞2017受賞作。
衝撃のディストピア・ファンタジー。


「村を壊します。あなたたちは丸呑みです。ごめんね」巨大な狸とともにやってきたあかりさんはそう告げた。村を焼き、村人を呑み込む〈権三郎狸〉の伝説は、古くからこの矢喜原村に語り継がれている。あれは、ただの昔話ではなかったのか――。中学3年生の住谷はじめは戸惑いながらも抗おうとするが。恩田陸、萩尾望都、森見登美彦が絶賛した、日本ファンタジーノベル大賞2017受賞作!

隣のずこずこ

読んだ感想

権三郎狸がトトロとゴジラを足したみたい。絶望的なのに、どこかユーモラスな雰囲気がクセになる作品です。
(30代男性)

昔話とホラーが混ざった独特の世界観。絶望的な話なのに、とぼけた感じもあり湿っぽくならない絶妙なバランスでした。
(40代女性)

『隣のずこずこ』を見てみる>>

【歴代】日本ファンタジーノベル大賞・受賞作の一覧|2013年以前の受賞分

歴代日本ファンタジーノベル大賞・受賞作の2013年以前受賞分の作品を紹介します。

受賞回(年)作品名受賞者
第25回(2013年)星の民のクリスマス古谷田奈月
第25回(2013年)忘れ村のイェンと深海の犬鈴木 伸
第24回(2012年)かおばな憑依帖三國青葉
第24回(2012年)絶対服従者(ワーカー)関俊介
第23回(2011年)さざなみの国勝山海百合
第23回(2011年)吉田キグルマレナイト日野俊太郎
第22回(2010年)前夜の航跡紫野貴李
第22回(2010年)月のさなぎ石野晶
第21回(2009年)月桃夜遠田潤子
第21回(2009年)増大派に告ぐ小田雅久仁
第20回(2008年)天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語中村弦
第20回(2008年)彼女の知らない彼女里見蘭
第19回(2007年)厭犬伝弘也英明
第19回(2007年)ブラック・ジャック・キッド久保寺健彦
第18回(2006年)僕僕先生仁木英之
第18回(2006年)闇鏡堀川アサコ
第17回(2005年)金春屋ゴメス西條奈加
第16回(2004年)ラス・マンチャス通信平山瑞穂
第16回(2004年)ボーナス・トラック越谷オサム
第15回(2003年)太陽の塔森見登美彦
第15回(2003年)象の棲む街渡辺球
第14回(2002年)世界の果ての庭西崎憲
第14回(2002年)小山歩
第13回(2001年)クロニカ 太陽と死者の記録粕谷知世
第13回(2001年)しゃばけ畠中恵
第12回(2000年)仮想の騎士斉藤直子
第11回(1999年)信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス宇月原晴明
第11回(1999年)BH85森青花
第10回(1998年)オルガニスト山之口洋
第10回(1998年)ヤンのいた島沢村凜
第10回(1998年)青猫の街涼元悠一
第9回(1997年)ベイスボイル・ブック井村恭一
第9回(1997年)競漕海域佐藤茂
第8回(1996年)アイランド葉月堅
第8回(1996年)青猫屋城戸光子
第7回(1995年)糞袋藤田雅矢
第7回(1995年)バスストップの消息嶋本達嗣
第6回(1994年)バガージマヌパナス池上永一
第6回(1994年)鉄塔 武蔵野線銀林みのる
第5回(1993年)イラハイ佐藤哲也
第5回(1993年)酒仙南條竹則
第4回(1992年)昔、火星のあった場所北野勇作
第3回(1991年)バルタザールの遍歴佐藤亜紀
第3回(1991年)なんか島開拓誌原岳人
第2回(1990年)楽園鈴木光司
第2回(1990年)英雄ラファシ伝岡崎弘明
第1回(1989年)後宮小説酒見賢一
第1回(1989年)宇宙のみなもとの滝山口泉

まとめ:【歴代】日本ファンタジーノベル大賞・受賞作の一覧で読みたい作品を見つけよう

歴代日本ファンタジーノベル大賞・受賞作品を紹介してきました。

興味のある本があったら、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。

2017以降の日本ファンタジーノベル大賞・作品一覧を見る

2013以前の日本ファンタジーノベル大賞・作品一覧を見る

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