「集英社オレンジ文庫のノベル大賞を全部チェックしたい!」
「歴代作品がまとめられている記事はないのかな?」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、集英社オレンジ文庫ノベル大賞作品をすべて紹介します。
【歴代】集英社オレンジ文庫ノベル大賞一覧表

歴代の集英社オレンジ文庫ノベル大賞の一覧表はこちら↓
受賞年 | 受賞作 |
---|---|
2024年 | 該当作なし |
2023年 | 該当作なし |
2022年 | このビル、空きはありません!オフィス仲介戦線、異常あり (『早乙女さん、特務です』から改題) |
2021年 | シラナイカナコ |
2020年 | 該当作なし |
2019年 | ひきこもりを家から出す方法 |
2018年 | うばたまの 墨色江戸画帖 (『応挙の虎、古井戸の月』から改題) |
2017年 | 花木荘のひとびと |
2016年 | Bの戦場 |
2015年 | 最後の王妃 |
それぞれ年の詳細は、以下の見出しで紹介しています。
【2025】集英社オレンジ文庫ノベル大賞

2025年の『集英社オレンジ文庫ノベル大賞』は、2026年8月に決定予定です。
発表までしばしお待ち下さい。
【2024】集英社オレンジ文庫ノベル大賞

集英社オレンジ文庫ノベル大賞の2024年受賞分を紹介します。
2024年大賞:該当作なし
2024年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞では、大賞の該当作がありませんでした。
準大賞
2024年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞では、準大賞に以下の3作品が選ばれました。
賞 | 受賞作 | 受賞者 |
---|---|---|
準大賞 | いつか忘れるきみたちへ | 村崎なつ生 |
準大賞 | Decks ーハンティングエリアー | 原ゆき |
準大賞 | みなと荘101号室の食卓 | 樹れん |
【2023】集英社オレンジ文庫ノベル大賞

集英社オレンジ文庫ノベル大賞の2023年受賞分を紹介します。
2023年大賞:該当作なし
2023年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞では、大賞の該当作がありませんでした。
準大賞・佳作
2023年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞では、準大賞に以下の3作品が選ばれました。
賞 | 受賞作 | 受賞者 |
---|---|---|
準大賞 | 天狐のテンコと葵くん たぬきケーキを探しておるのじゃ (『甘いたぬきは山のむこう』から改題) | 西東子 |
準大賞 | レディ・ファントムと灰色の夢 | 栢山シキ |
佳作 | 私のマリア | 東雲めめ子 |

【2022】集英社オレンジ文庫ノベル大賞

集英社オレンジ文庫ノベル大賞の2022年受賞分を紹介します。
2022年大賞:このビル、空きはありません!オフィス仲介戦線、異常あり(『早乙女さん、特務です』から改題

作品名 | このビル、空きはありません!オフィス仲介戦線、異常あり (『早乙女さん、特務です』から改題) |
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著者 | 森ノ薫 |
出版社 | 集英社 |
入社以来、契約ゼロを続けていたオフィス仲介営業の咲野花。ついに初契約かと思われた案件も押印直前で壊れ、とうとう営業から謎の男性早乙女さんの一人部署・特務室に異動になった。特務室に仕事はなく、同期には蔑まれ、花は退職を申し出る。だが早乙女さんから「査定に響く」という理由で慰留され最後に一つだけクライアントの希望に合致するオフィスビルを探すのだが……。見つからない。どれだけ電話をかけても見つからない。これだけ探して1件も見つからないなんてことある? 花の中で、何かが弾けた。辞めたかった花の中で、エンジンがかかる音がした。それが崖っぷち社員の反撃の始まりだった!
読んだ感想
咲野花が契約ゼロから成長する姿が感動的でした。彼女の努力が報われる瞬間にグッときます。
(20代女性)
『このビル、空きはありません!オフィス仲介戦線、異常あり』を見てみる>>
カズレーザー賞
2022年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞では、カズレーザー賞に『双蛇に嫁す』が選ばれました。
賞 | 受賞作 | 受賞者 |
---|---|---|
カズレーザー賞 | 双蛇に嫁す | 氏家仮名子 |

【2021】集英社オレンジ文庫ノベル大賞

集英社オレンジ文庫ノベル大賞の2021年受賞分を紹介します。
2021年大賞:シラナイカナコ

作品名 | シラナイカナコ |
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著者 | 泉サリ |
出版社 | 集英社 |
2021年度集英社ノベル大賞〈大賞〉受賞!
17歳の才能が抉り出す新世代小説。この青春は、あなたをブン殴る。「私は、彼らをこんな場所に貶めた世界を知りたかった」
ごく普通の女子中学生・四葉は「幸福の子」。新興宗教・運命共有教の救いの象徴として崇められ、信者同士で共同生活を行う家では他人を「お母さん」と呼び、家族には「四葉様」と呼ばれている。学校にも居場所がない四葉は、たった一人の友達である加子といつも一緒にいた。いじめられっ子である彼女に対し、四葉は友達だけど許せない、友達だからこそ許せない、ある「小さな」罪を犯してしまう。
読んだ感想
四葉が『お母さん』と呼ばれるたびにゾッとする…家庭の形が歪んでるのに、どこか共感できる部分があるのが怖い。
(30代女性)
準大賞
2021年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞では、「花は愛しき死者たちのために」が準大賞を受賞しました。
賞 | 受賞作 | 受賞者 |
---|---|---|
準大賞 | 花は愛しき死者たちのために | 柳井はづき |
【2020】集英社オレンジ文庫ノベル大賞

集英社オレンジ文庫ノベル大賞の2020年受賞分を紹介します。
2020年大賞:受賞作なし
2020年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞では、大賞の該当作がありませんでした。
準大賞
2020年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞では、「ダンシング・プリズナー」が準大賞を受賞しました。
賞 | 受賞作 | 受賞者 |
---|---|---|
準大賞 | ダンシング・プリズナー | 遊川ユウ |
【2019】集英社オレンジ文庫ノベル大賞

集英社オレンジ文庫ノベル大賞の2019年受賞分を紹介します。
2019年大賞:ひきこもりを家から出す方法
作品名 | ひきこもりを家から出す方法 |
---|---|
著者 | 猫田佐文 |
出版社 | 集英社 |
僕がひきこもりになって十年が過ぎた。影山俊治は、中学時代のあるつまずきが原因で自室から一歩も出られなくなり、ゆるやかな絶望の日々を送っていた。「おはようございます。影山俊治さん」そんなある日「ひきこもりを家から出す」プロ集団から、敏腕メイドが俊治の元に派遣されてきて……!? 切なくも優しい家族「再生」の物語。2019年ノベル大賞・大賞受賞作!
読んだ感想
毎日無言の息子に話しかけるお母さんの忍耐力に涙しました。リビングでテレビ見るようになるまでの10年が重すぎる…
(40代女性)
佳作
2019年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞では、以下の2作品が佳作を受賞しました。
賞 | 受賞作 | 受賞者 |
---|---|---|
佳作 | 愛を綴る | 森りん |
佳作 | 流転の貴妃、或いは塞外の女王 | 喜咲冬子 |
【2018】集英社オレンジ文庫ノベル大賞

集英社オレンジ文庫ノベル大賞の2018年受賞分を紹介します。
2018年大賞:応挙の虎、古井戸の月 (改題:うばたまの 墨色江戸画帖)
作品名 | うばたまの 墨色江戸画帖 (『応挙の虎、古井戸の月』から改題) |
---|---|
著者 | 佐倉ユミ |
出版社 | 集英社 |
青井東仙は十一歳のとき貧しさから逃れるように家を出て、江戸で偶然出会った絵師・松山翠月に才能を見出され、弟子となった。しかし、夜具も食事も着物も与えられ満たされた暮らしに次第に創作意欲をなくして破門されてしまう―。才能に溺れ、落ちぶれた絵師が再起をかける、大江戸人情譚! 闇と現が隣り合わせの江戸で、東仙は再び夢を描く…。新・時代小説! 2018年ノベル大賞受賞作。
読んだ感想
青井東仙が貧しさから逃れて江戸で絵師として成長する姿が感動しました。ラストの絵の完成シーンで鳥肌が立ちました。
(20代男性)
準大賞
2018年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞では、以下の2作品が佳作を受賞しました。
賞 | 受賞作 | 受賞者 |
---|---|---|
佳作 | ナイトメアはもう見ない 夢視捜査官と顔のない男 (『さよなら、Mr.ナイトメア』から改題) | 水守糸子 |
佳作 | ナヅルとハルヒヤ 花は煙る、鳥は鳴かない (『花は煙る、鳥は鳴かない』から改題) | 乃村波緒 |


【2017】集英社オレンジ文庫ノベル大賞

集英社オレンジ文庫ノベル大賞の2017年受賞分を紹介します。
2017年大賞:花木荘のひとびと
作品名 | 花木荘のひとびと |
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著者 | 髙森美由紀 |
出版社 | 集英社 |
盛岡市北上川沿いにある小さなアパート花木荘。そこに住む人々は少し不器用な人間ばかり。心の隙間を買い物で埋めるOL、時計修理に没頭し、うまく人間関係を築けない青年、高いプライドが邪魔をして、客と喧嘩をする美容師。そんな彼らが管理人のトミと触れ合う中で少しずつ心が開いていく…。ちょっと泣けて、ちょっと癒やされるハートウォーミングストーリー。
読んだ感想
元教師のおばあちゃんの『人生は修正可能よ』という言葉が心に残りました。また、大家さんの手作りジャムを貰うシーンは、忙しい日常で忘れがちな人との繋がりを思い出させてくれました。
(40代女性)
準大賞
2017年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞では、以下の2作品が佳作を受賞しました。
賞 | 受賞作 | 受賞者 |
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佳作 | あやしバイオリン工房へようこそ | 奥乃桜子 |
佳作 | 今夜、2つのテレフォンの前。 | 時本紗羽 |
【2016】集英社オレンジ文庫ノベル大賞

集英社オレンジ文庫ノベル大賞の2016年受賞分を紹介します。
2016年大賞:Bの戦場
作品名 | Bの戦場 |
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著者 | ゆきた志旗 |
出版社 | 集英社 |
物心ついた頃から“ブス”だったわたし。子供の頃に見た結婚式に憧れて、自分は無理でもせめてそれを演出する人になろうと、ウェディングプランナーになった。様々なお客様が人生の門出を祝おうとホテルを訪れる。そんなわたしが、やり手で絶世の美男子の久世課長に求婚された!?「香澄さん、ずっと探していました。あなたのような…絶世のブスを」「はぁ!?(怒)」
読んだ感想
物語のテンポが良く、笑いあり涙ありの展開で楽しめました。特に、イケメン上司の久世とのやり取りが面白かったです。
(30代女性)
準大賞ほか
2016年の集英社オレンジ文庫ノベル大賞には、準大賞などの該当作はありませんでした。
まとめ:【歴代】集英社オレンジ文庫ノベル大賞から読みたい作品を見つけよう

集英社オレンジ文庫のノベル大賞・受賞作品を紹介してきました。
興味のある本があったら、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。