「新潮ドキュメント賞受賞作の歴代作品を全部チェックしたい!」
「一覧表でまとめている記事はないのかな?」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、歴代の新潮ドキュメント賞受賞作品をすべて紹介します。
先に歴代新潮ドキュメント賞一覧表を見たい方は、以下をタップしてご覧ください↓
歴代の新潮ドキュメント賞受賞作品一覧(タップ)
受賞回(年) | 作品名 | 受賞者 |
---|---|---|
第23回(2024年) | 南海トラフ地震の真実 | 小沢慧一 |
第22回(2023年) | 太陽の子―日本がアフリカに置き去りにした秘密― | 三浦英之 |
第21回(2022年) | 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか | 鈴木忠平 |
第20回(2021年) | こどもホスピスの奇跡―短い人生の「最期」をつくる― | 石井光太 |
第19回(2020年) | 潜入ルポ amazon帝国 | 横田増生 |
第18回(2019年) | 選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子 | 河合香織 |
第17回(2018年) | 北朝鮮 核の資金源―「国連捜査」秘録― | 古川勝久 |
第16回(2017年) | 子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から | ブレイディみかこ |
第15回(2016年) | 原節子の真実 | 石井妙子 |
第14回(2015年) | ブンヤ暮らし三十六年 回想の朝日新聞 | 永栄潔 |
第13回(2014年) | 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件― | 清水潔 |
第12回(2013年) | 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像 | 佐々木実 |
第11回(2012年) | 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか | 増田俊也 |
第10回(2011年) | 裁かれた命 死刑囚から届いた手紙 | 堀川惠子 |
第9回(2010年) | リハビリの夜 | 熊谷晋一郎 |
第8回(2009年) | 半島へ、ふたたび | 蓮池薫 |
第7回(2008年) | 少女売買―インドに売られたネパールの少女たち― | 長谷川まり子 |
第6回(2007年) | でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相― | 福田ますみ |
第5回(2006年) | 自壊する帝国 | 佐藤優 |
第4回(2005年) | メディアの支配者(上・下) | 中川一徳 |
第3回(2004年) | そして殺人者は野に放たれる | 日垣隆 |
第3回(2004年) | 獄窓記 | 山本譲司 |
第2回(2003年) | 武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新― | 磯田道史 |
第1回(2002年) | ドキュメント 戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争― | 高木徹 |
【歴代】新潮ドキュメント賞受賞作の一覧|令和受賞分

まずは、歴代新潮ドキュメント賞受賞作の令和受賞分を紹介します。
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令和の新潮ドキュメント賞受賞作品一覧(タップ)
受賞回(年) | 作品名 | 受賞者 |
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第23回(2024年) | 南海トラフ地震の真実 | 小沢慧一 |
第22回(2023年) | 太陽の子―日本がアフリカに置き去りにした秘密― | 三浦英之 |
第21回(2022年) | 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか | 鈴木忠平 |
第20回(2021年) | こどもホスピスの奇跡―短い人生の「最期」をつくる― | 石井光太 |
第19回(2020年) | 潜入ルポ amazon帝国 | 横田増生 |
第18回(2019年) | 選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子 | 河合香織 |
第23回(2024年)南海トラフ地震の真実
作品名 | 南海トラフ地震の真実 |
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著者 | 小沢慧一 |
出版社 | 新潮社 |
南海トラフの発生確率は70~80%…数字を決めたのは科学ではなかった!
「南海トラフは発生確率の高さでえこひいきされている」
ある学者の告発を受け、その確率が特別な計算式で水増しされていると知った記者。
非公開の議事録に隠されたやりとりを明らかにし、計算の根拠となる江戸時代の古文書を調査するうちに浮かんだ高い数値の裏にある「真実」。予算獲得のために、ないがしろにされる科学――。
地震学と行政・防災のいびつな関係を暴く渾身の調査報道。
読んだ感想
取材の裏側が見られて面白かったです。小沢記者が高知まで飛んで、室津港の古文書を調べるシーンは特に印象的でした。政府発表をうのみにしちゃダメだなって、改めて思いました。防災の考え方もガラッと変わりました。
(30代男性)
第22回(2023年)太陽の子―日本がアフリカに置き去りにした秘密―
作品名 | 太陽の子―日本がアフリカに置き去りにした秘密― |
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著者 | 三浦英之 |
出版社 | 新潮社 |
第22回新潮ドキュメント賞
第10回山本美香記念国際ジャーナリスト賞
W受賞!
1970~80年代、資源を求めた日本がアフリカ大陸に残したものは、
巨大な開発計画の失敗とさび付いた採掘工場群。
そして、コンゴ人女性との間に生まれた子どもたちだった──。
経済成長期の闇に迫る、衝撃のルポルタージュ。
読んだ感想
著者の粘り強さにびっくり。ツイッターの投稿から始まって、アフリカまで飛んで取材するなんてすごいです。日本企業の海外進出の裏側や、置き去りにされた子どもたちの人生など、重い話題なのに読みやすかったです。特に、コンゴの息子に会いに行った日本人お父さんの話は泣けました。
(30代女性)
『太陽の子―日本がアフリカに置き去りにした秘密―』を読んでみる>>
第21回(2022年)嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』を無料で聴く方法>>
作品名 | 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか |
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著者 | 鈴木忠平 |
出版社 | 新潮社 |
第53回大宅壮一ノンフィクション賞、第21回新潮ドキュメント賞、第44回講談社本田靖春ノンフィクション賞受賞。
史上初、前人未到の三冠達成!
令和最高のノンフィクションこの本は一体、何人の人生を変えるのだろうか──
各界から感動の声、続出!
中日はなぜ「勝てる組織」に変貌したのか?
スポーツ・ノンフィクションの枠を超え、社会現象を巻き起こし、2022年のノンフィクション賞を総なめにした大ベストセラー。
文庫化にあたり、完全試合目前での“非情采配”山井大介投手降板劇の真相に迫る新章「それぞれのマウンド」を書き下ろし。
新たに川上憲伸に取材、2007年日本シリーズ、幻の第六戦に登板予定だったエースは、あの夜、何を見たのか──?なぜ 語らないのか。
なぜ 俯いて歩くのか。
なぜ いつも独りなのか。
そしてなぜ 嫌われるのか――。中日ドラゴンズで監督を務めた8年間、ペナントレースですべてAクラスに入り、日本シリーズには5度進出、2007年には日本一にも輝いた。
それでもなぜ、落合博満は“嫌われた監督”であり続けたのか。
謎めいた沈黙と非情な采配。そこに込められた深謀遠慮に翻弄されながら、真のプロフェッショナルへと変貌を遂げていった男たちの証言から、孤高にして異端の名将の実像に迫る。著者の鈴木忠平氏は中日の番記者として8年間担当。新たな落合監督像を浮かび上がらせると共に、中日が「勝てる組織」へと変貌していく様をドラマチックに描く。
読んだ感想
落合監督の戦略がよくわかる本でした。選手の背番号変更やユニフォームデザイン変更など、細かいところまで気を配っていました。4回のリーグ優勝、5回の日本シリーズ出場は本当にすごかったです。厳しい采配だけど、結果を出す落合さんのプロ意識に感心しました。野球好きにはたまらない一冊!
(40代男性)
落合監督の手腕には感服しました。選手時代の経験を活かし、冷静な判断で中日を強くした姿に胸が熱くなります。選手との関係は厳しいが、それでも結果を出し続けた。プロ野球の醍醐味が詰まった素晴らしい本です。
(60代男性)
『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』無料で聴けます>>
第20回(2021年)こどもホスピスの奇跡―短い人生の「最期」をつくる―
※『グレイスは死んだのか』の中に『シャーマンと爆弾男』が併録されています
作品名 | こどもホスピスの奇跡―短い人生の「最期」をつくる― |
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著者 | 石井光太 |
出版社 | 新潮社 |
病を抱える子どもたちが、残り少ない人生を「深く生きる」ための場所。
大阪・鶴見に誕生した【こどもホスピス】の、これまで、そしてこれから――。
「ホスピス」=余命わずかな人を看取る施設? いいえ、このホスピスはちょっと違います。
病気とともに生きる子どもが、やりたいことをのびのびやれる、「深く生きる」ための場所。
1980年代。医療者も家族も子供には病名をひたすら隠し、延命が至上命題とされた【白い巨塔】で、若き小児科医が小児がんの少年とその親に出会う。
「もう助からないなら、ここで治療を止めて、この子を家に連れて帰ろうと思います」
その言葉に目を開かれ、彼は動きはじめる――。
世界に先駆けて子どもの緩和ケアに取り組んだイギリスの「ヘレンハウス」に学び、多くの医師や看護師や保育士を巻き込み、病と闘う子どもたちや親たちとの対話を重ね、あまたの支援者・ボランティアたちの助けを得て、2016年春、「TSURUMIこどもホスピス」誕生。
遊べる。本が読める。勉強もできる。楽器の演奏も、ピクニックも、泊まりのキャンプも、大勢を招いてのパーティも。そこでは、子どもたちが残り少ない時間をめいっぱい楽しんで過ごせるよう、大人たちが日夜こころを砕いて、いまも試行錯誤を重ねている。
「してあげたいと思うことは、すべてできました」
すべては病の子どもと家族のために。
親が、医師が、保育士が、IT起業家が、立ち上がった!
民間小児ホスピス誕生から日々の奮闘まで、感動の記録。
読んだ感想
大阪の TSURUMIこどもホスピスの誕生秘話から、医師や看護師の葛藤、家族の思いまで、細かく描かれてて感動しました。特に、きょうだいが一緒にお風呂に入れた家族の話は涙なしには読めませんでした。難しい話題なのに、読みやすくて、子どもの命の大切さがしみじみ伝わってきます。
(40代女性)
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第19回(2020年)潜入ルポ amazon帝国
作品名 | 潜入ルポ amazon帝国 |
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著者 | 横田増生 |
出版社 | 新潮社 |
「アマゾン・エフェクト」の正体を見た!
〈「とてつもなく大きくなったなぁ……」と気圧されるような思いに陥った(中略)私がアマゾンの物流センター内部に足を踏み入れるのは15年ぶり〉(第1章より)
“世界最大の小売企業”アマゾンによって、いまや日本市場は制圧されつつある。果たして、その現場では何が起きているのか――「アマゾン・エフェクト」の実態に迫るべく、著者は『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム』以来、15年ぶりにアマゾンの巨大物流センターに潜入する。さらに、即日配送、カスタマーレビュー、マーケットプレイス、AWSなど、アマゾンのさまざまな現場に忍び込んでは「巨大企業の光と影」を明らかにしていく。私たちはこのまま何も実態を知ることなく、「アマゾン帝国」に支配されていくのだろうか……日本人に大きな問いを投げかける力作ルポルタージュである。【編集担当からのおすすめ情報】
著者の横田氏は、日々の生活用品をほとんどアマゾンで買いそろえています。さらに、アレクサに頼んでニュースを聞き、映画はアマゾンプライムで観て、漫画や小説はキンドルで読んでいる。どこにでもいるアマゾンユーザーに過ぎなかった著者が、たったひとりでこの巨大企業の実態に迫りゆく。「巨象に立ち向かうアリ」の奮闘をご覧ください。
読んだ感想
横田さんの潜入取材、すごい迫力でした!アマゾンの配送センターやドライバーさんの仕事ぶりが手に取るように分かりました。特に即日配送の裏側とか興味深かったです。ジェフ・ベゾスの経歴も面白かったし、アマゾンの成長戦略がよく分かりました。便利さの代償を知って、ちょっと考えさせられました。
(30代男性)
第18回(2019年)選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子
作品名 | 選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子 |
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著者 | 河合香織 |
出版社 | 新潮社 |
その女性は、出生前診断をうけて、「異常なし」と
医師から伝えられたが、生まれてきた子はダウン症だった。
函館で医者と医院を提訴した彼女に会わなければならない。
裁判の過程で見えてきたのは、そもそも
現在の母体保護法では、障害を理由にした中絶は
認められていないことだった。
ダウン症の子と共に生きる家族、
ダウン症でありながら大学に行った女性、
家族に委ねられた選別に苦しむ助産師。
多くの当事者の声に耳を傾けながら
選ぶことの是非を考える。
読んだ感想
出生前診断の是非、簡単には答えが出ないんだなと改めて思いました。函館の裁判の話から始まり、いろんな立場の人の声を聞けたのが良かったです。特に印象的だったのは、23年間ダウン症の子を育ててきた親の正直な思い。愛情はあるけど「産んで良かった」とは言えないって。自分がその立場になった訳では無く、壮絶な経験をしたわけではないのでなんとも言えないが、冷たいような、理解できるような、複雑な気持ちになりました。
(30代女性)
『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』を見てみる>>
【歴代】新潮ドキュメント賞受賞作の一覧|平成以前の受賞分

歴代新潮ドキュメント賞受賞作の平成以前受賞分の作品を紹介します。
平成以前の受賞分
受賞回(年) | 作品名 | 受賞者 |
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第17回(2018年) | 北朝鮮 核の資金源―「国連捜査」秘録― | 古川勝久 |
第16回(2017年) | 子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から | ブレイディみかこ |
第15回(2016年) | 原節子の真実 | 石井妙子 |
第14回(2015年) | ブンヤ暮らし三十六年 回想の朝日新聞 | 永栄潔 |
第13回(2014年) | 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件― | 清水潔 |
第12回(2013年) | 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像 | 佐々木実 |
第11回(2012年) | 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか | 増田俊也 |
第10回(2011年) | 裁かれた命 死刑囚から届いた手紙 | 堀川惠子 |
第9回(2010年) | リハビリの夜 | 熊谷晋一郎 |
第8回(2009年) | 半島へ、ふたたび | 蓮池薫 |
第7回(2008年) | 少女売買―インドに売られたネパールの少女たち― | 長谷川まり子 |
第6回(2007年) | でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相― | 福田ますみ |
第5回(2006年) | 自壊する帝国 | 佐藤優 |
第4回(2005年) | メディアの支配者(上・下) | 中川一徳 |
第3回(2004年) | そして殺人者は野に放たれる | 日垣隆 |
第3回(2004年) | 獄窓記 | 山本譲司 |
第2回(2003年) | 武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新― | 磯田道史 |
第1回(2002年) | ドキュメント 戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争― | 高木徹 |
まとめ:【歴代】新潮ドキュメント賞受賞作の一覧で読みたい作品を見つけよう

歴代新潮ドキュメント賞受賞作品を紹介してきました。
興味のある本があったら、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。
無料で聴く方法
オーディブルの30日無料体験を使うことで、「オーディブル対象の新潮ドキュメント賞作品」を無料で聴くことができます。
無料体験は、お試し期間中いつでもキャンセルできるので、安心して利用できますよ。
オーディブルが聴けるようになるまでは、かんたん2ステップです。
- オーディブルに登録する
- アプリをダウンロードして聴く
それぞれ見ていきましょう
Step1:オーディブルに登録する
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最後に「無料体験を試す」をタップすれば、オーディブルの無料体験が始まります!
Step2:アプリをダウンロードして聴く
続いて、スマホにアプリをダウンロードして、好きな本を聴いてみましょう。
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アプリのダウンロードができたら、オーディブルのアプリを開きましょう。
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あとは、好きな作品を探して聴くだけです!

よいオーディブル体験を〜