【歴代】新潮新人賞受賞作の一覧まとめ|2025年版

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【歴代】新潮新人賞受賞作の一覧まとめ|2025年版

新潮新人賞受賞作の歴代作品を全部チェックしたい!」
一覧表でまとめている記事はないのかな?」

と思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、歴代の新潮新人賞受賞作品をすべて紹介します。

先に歴代新潮新人賞一覧表を見たい方は、以下をタップしてご覧ください↓

歴代の新潮新人賞受賞作品一覧(タップ)
受賞回(年)作品名受賞者
第56回(2024年)ダンス竹中優子
第56回(2024年)さびしさは一個の廃墟仁科斂
第55回(2023年)海を覗く伊良刹那
第55回(2023年)シャーマンと爆弾男
(『グレイスは死んだのか』に併録)
赤松りかこ
第54回(2022年)世界地図、傾く黒川卓希
第53回(2021年)彫刻の感想久栖博季
第52回(2020年)わからないままで小池水音
第52回(2020年)追いつかれた者たち濱道拓
第51回(2019年)尾を喰う蛇
(『狭間の者たちへ』に併録)
中西智佐乃
第50回(2018年)いかれころ三国美千子
第49回(2017年)蛇沼佐藤厚志
第49回(2017年)百年泥石井遊佳
第48回(2016年)二人組み鴻池留衣
第48回(2016年)縫わんばならん古川真人
第47回(2015年)恐竜たちは夏に祈る高橋有機子
第46回(2014年)指の骨高橋弘希
第45回(2013年)太陽上田岳弘
第44回(2012年)肉骨茶高尾長良
第44回(2012年)黙って喰え門脇大祐
第43回(2011年)楽器滝口悠生
第42回(2010年)工場小山田浩子
第42回(2010年)ののの太田靖久
第41回(2009年)神キチ赤木和雄
第40回(2008年)クロスフェーダーの曖昧な光飯塚朝美
第39回(2007年)アウレリャーノがやってくる高橋文樹
第39回(2007年)宮澤賢治の暴力大澤信亮
第38回(2006年)ポータブル・パレード吉田直美
第37回(2005年)冷たい水の羊田中慎弥
第36回(2004年)真空が流れる佐藤弘
第35回(2003年)家畜の朝浅尾大輔
第35回(2003年)四十日と四十夜のメルヘン青木淳悟
第35回(2003年)〈一〉と〈二〉をめぐる思考―文学・明治四十年前後―松井博之
第34回(2002年)フェイク犬山丈
第34回(2002年)中村文則
第33回(2001年)グラウンド鈴木弘樹
第32回(2000年)生活の設計佐川光晴
第32回(2000年)媒介と責任―石原吉郎のコミュニズム―中島一夫
第31回(1999年)クレア、冬の音遠藤純子
第31回(1999年)渦中であるといふこと―三島由紀夫と日本近代の青春―酒井隆之
第30回(1998年)底ぬけ青垣進
第29回(1997年)叶えられた祈り萱野葵
第28回(1996年)マンモスの牙小山有人
第27回(1995年)紅栗冬川亘
第25回(1993年)骸骨山脈野間井淳
第24回(1992年)螺旋の肖像別唐晶司
第24回(1992年)カワサキタン中山幸太
第23回(1991年)十二階小口正明
第22回(1990年)ランタナの花の咲く頃に長堂英吉
第22回(1990年)ドッグ・デイズ藤枝和則
第21回(1989年)縄文流杉山恵治
第20回(1988年)温かな素足上田理恵
第19回(1987年)カワセミ図子英雄
第17回(1985年)過越しの祭米谷ふみ子
第16回(1984年)星からの風青木健
第16回(1984年)夏の淵高瀬千図
第15回(1983年)ハイデラパシャの魔法左能典代
第14回(1982年)カメ男小磯良子
第14回(1982年)野餓鬼のいた村加藤幸子
第13回(1981年)橋の上から川勝篤
第13回(1981年)幻の川小田泰正
第12回(1980年)二十歳の朝に木田拓雄
第12回(1980年)ぼくの出発運上旦子
第9回(1977年)榧の木祭り高城修三
第8回(1976年)ウォークライ笠原淳
第7回(1975年)浮游宮本徳蔵
第5回(1973年)剥製博物館泉秀樹
第5回(1973年)流蜜のとき太田道子
第4回(1972年)魔法山本道子
第3回(1971年)しかして塵は――須山静夫
第2回(1970年)老父倉島齊
第1回(1969年)ママは知らなかつたのよ北原亞以子
タップできる目次

【歴代】新潮新人賞受賞作の一覧|令和受賞分

まずは、歴代新潮新人賞受賞作の令和受賞分を紹介します。

先に令和の作品一覧表を見たい方は、以下をタップしてご覧ください↓

令和の新潮新人賞受賞作品一覧(タップ)
受賞回(年)作品名受賞者
第56回(2024年)ダンス竹中優子
第56回(2024年)さびしさは一個の廃墟仁科斂
第55回(2023年)海を覗く伊良刹那
第55回(2023年)シャーマンと爆弾男
(『グレイスは死んだのか』に併録)
赤松りかこ
第54回(2022年)世界地図、傾く黒川卓希
第53回(2021年)彫刻の感想久栖博季
第52回(2020年)わからないままで小池水音
第52回(2020年)追いつかれた者たち濱道拓
第51回(2019年)尾を喰う蛇
(『狭間の者たちへ』に併録)
中西智佐乃

第56回(2024年)ダンス

著:竹中優子
¥1,683 (2025/02/13 12:29時点 | Amazon調べ)
作品名ダンス
著者竹中優子
出版社新潮社

今日こそ彼らに往復ビンタ。もやもやはびこる職場と私を描く芥川賞候補作。

同じ部署の三人が近頃欠勤を繰り返し、その分仕事が増える私はイライラが頂点に。ある日、三人のうちの一人、先輩女性の下村さんから、彼らの三角関係を知らされる。恋人を取られたのに弱っているのか開き直っているのか分からない下村さんの気ままな「ダンス」に翻弄される私は、いったいどうすれば――新潮新人賞受賞作。

ダンス

読んだ感想

「ダンス」は、社会人生活に慣れない私にとって、まるで未来の自分を見ているようでした。主人公と先輩の関係性が素敵で、こんな大人になりたいなって思いました。PUFFYみたいな先輩、憧れます!仕事の悩みも恋愛も、リアルに描かれていて共感できました。
(20代女性)

『ダンス』を見てみる>>

第56回(2024年)さびしさは一個の廃墟

新潮社
¥2,150 (2025/03/04 23:05時点 | Amazon調べ)
作品名さびしさは一個の廃墟
著者仁科斂
出版社新潮社

読んだ感想

主人公が建築に興味を持つ姿に、自分の夢を思い出しました。さびしさと廃墟のテーマが深くて、人間関係について考えさせられた。
(30代男性)

第55回(2023年)海を覗く

著:伊良刹那
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作品名海を覗く
著者伊良刹那
出版社新潮社

高一の夏に三島由紀夫と出会った十七歳が放つ、新潮新人賞史上最年少受賞作。

海を見た人間が死を夢想するように、速水圭一は北条司に美を思い描いた――高校二年の春、同じクラスの北条の「美」の虜になった美術部の速水は、彼をモデルに肖像画を描き始めた。デッサンの進捗と共に二人の仲は深まっていくが、夏休みのある出来事が速水の心を打ち砕き――少年の耽美と絶望を端正かつ流麗な文体で描き、選考会でも激論を呼んだ話題作。

海を覗く

読んだ感想

伊良刹那さんの「海を覗く」、読了。登場人物たちの関係性がリアルで、どうしようもない感じがたまらない。「美」を追求する姿勢が随所に感じられて、読後感がすごく濃厚でした。
(30代男性)

伊良刹那さんの「海を覗く」、17歳とは思えない文章力でした。登場人物たちの関係性や心理描写が緻密で、読み進めるほどに引き込まれていきました。
(50代女性)

『海を覗く』を見てみる>>

第55回(2023年)シャーマンと爆弾男

新潮社
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※『グレイスは死んだのか』の中に『シャーマンと爆弾男』が併録されています

作品名シャーマンと爆弾男(『グレイスは死んだのか』に併録)
著者赤松りかこ
出版社新潮社

わたしはアマゾンの部族の血をひくアリチャイ。この目がイヌワシのつけたシャーマンの『しるし』」
「おれの話を聴いてくれ。報われなかったおれと革命の同志の話を」
現代の東京にシャーマンと革命の時空を出現させ、選考委員の高評価を得た新潮新人賞受賞作「シャーマンと爆弾男」を併録。
圧倒的筆力の新鋭デビュー!

シャーマンと爆弾男(『グレイスは死んだのか』に併録)

読んだ感想

革命を目指す二人の姿に、自分たちの未熟さや夢を重ねながら読みました。シャーマンの夢が崩れていく瞬間が切なかったです。現実と幻想の境界線が曖昧で、考えさせられる作品です。
(20代男性)

革命というテーマは遠い話かと思いましたが、不完全な主人公たちの姿にどこか親しみを感じました。過去と現在を行き来する構成も面白かったです。
(40代女性)

『シャーマンと爆弾男』を見てみる>>

第54回(2022年)世界地図、傾く

新潮社
¥162 (2025/03/06 22:01時点 | Amazon調べ)
作品名世界地図、傾く(新潮2022年11月号掲載)
著者黒川卓希
出版社新潮社

2052年、日本は移民国家となった。
母語と母国、国際と国粋、愛と性が揺らぎ、トリックスター的政治活動家が暗躍するーー
近未来から今を照射する大胆で無謀なデビュー作!

世界地図、傾く(新潮2022年11月号掲載)

読んだ感想

仕事で外国人と接する機会が増えて、この本のテーマがすごく身近に感じました。未来の世界地図が傾いていく様子が、今の社会の縮図みたいで考えさせられました。
(30代男性)

子育て世代として、30年後の世界に生きる子供たちのことを考えさせられた。性的指向や移民問題など、難しいテーマだけど、アキラを通して自然に理解できた。未来の東京の描写が細かくて、ワクワクしながら読み進められた。
(40代女性)

『世界地図、傾く』を見てみる>>

第53回(2021年)彫刻の感想

¥110 (2025/03/06 22:06時点 | Amazon調べ)
作品名彫刻の感想(新潮2021年11月号掲載)
著者久栖博季
出版社新潮社

かつて樺太で戦火に追われた北方民族(ウィルタ)の少女と現代の北海道に生きる女性。響き合う血脈を多層的な視点で描く大型新人デビュー作!

彫刻の感想(新潮2021年11月号掲載)

読んだ感想

樺太を舞台に複数民族の歴史と現在を高校生視点で描く話。知らなかった北方領土の姿が鮮明に浮かびました。読み終えたら涙が流れていました。
(30代女性)

『彫刻の感想(新潮2021年11月号掲載)』を見てみる>>

第52回(2020年)わからないままで

作品名わからないままで
著者小池水音
出版社なし(単行本化されず)

第52回(2020年)追いつかれた者たち

作品名追いつかれた者たち
著者濱道拓
出版社なし(単行本化されず)

第51回(2019年)尾を喰う蛇

新潮社
¥1,980 (2025/03/06 22:20時点 | Amazon調べ)

※『狭間の者たちへ』の中に『尾を喰う蛇』が併録されています

作品名尾を喰う蛇(『狭間の者たちへ』に併録)
著者中西智佐乃
出版社新潮社

介護士として過酷な労働をこなす興毅は、老人「89」の発言をきっかけに、戦時下の兵士たちの蛮行をとらえた写真に魅了され、依存していく。戦争と介護の闇が交差する勇猛果敢なデビュー作。

尾を喰う蛇(『狭間の者たちへ』に併録)

読んだ感想

介護の世界はよく知りませんでしたが、興毅の気持ちがリアルすぎて引き込まれました。水野さんへの同情と、「89」への複雑な感情とか、自分だったらどうするんだろうって考えさせられましたね。夜勤の雰囲気とか、パートさんたちのギスギスした空気感とか、まるで現場にいるみたいでドキドキしました。
(20代男性)

介護の現場って、こんなにも厳しいものなんだと驚きました。興毅の心の闇が少しずつ広がっていく展開に、最後まで目が離せませんでした。
(40代女性)

『尾を喰う蛇』を見てみる>>

【歴代】新潮新人賞受賞作の一覧|平成以前の受賞分

歴代新潮新人賞受賞作の平成以前受賞分の作品を紹介します。

平成以前の受賞分

受賞回(年)作品名受賞者
第50回(2018年)いかれころ三国美千子
第49回(2017年)蛇沼佐藤厚志
第49回(2017年)百年泥石井遊佳
第48回(2016年)二人組み鴻池留衣
第48回(2016年)縫わんばならん古川真人
第47回(2015年)恐竜たちは夏に祈る高橋有機子
第46回(2014年)指の骨高橋弘希
第45回(2013年)太陽上田岳弘
第44回(2012年)肉骨茶高尾長良
第44回(2012年)黙って喰え門脇大祐
第43回(2011年)楽器滝口悠生
第42回(2010年)工場小山田浩子
第42回(2010年)ののの太田靖久
第41回(2009年)神キチ赤木和雄
第40回(2008年)クロスフェーダーの曖昧な光飯塚朝美
第39回(2007年)アウレリャーノがやってくる高橋文樹
第39回(2007年)宮澤賢治の暴力大澤信亮
第38回(2006年)ポータブル・パレード吉田直美
第37回(2005年)冷たい水の羊田中慎弥
第36回(2004年)真空が流れる佐藤弘
第35回(2003年)家畜の朝浅尾大輔
第35回(2003年)四十日と四十夜のメルヘン青木淳悟
第35回(2003年)〈一〉と〈二〉をめぐる思考―文学・明治四十年前後―松井博之
第34回(2002年)フェイク犬山丈
第34回(2002年)中村文則
第33回(2001年)グラウンド鈴木弘樹
第32回(2000年)生活の設計佐川光晴
第32回(2000年)媒介と責任―石原吉郎のコミュニズム―中島一夫
第31回(1999年)クレア、冬の音遠藤純子
第31回(1999年)渦中であるといふこと―三島由紀夫と日本近代の青春―酒井隆之
第30回(1998年)底ぬけ青垣進
第29回(1997年)叶えられた祈り萱野葵
第28回(1996年)マンモスの牙小山有人
第27回(1995年)紅栗冬川亘
第25回(1993年)骸骨山脈野間井淳
第24回(1992年)螺旋の肖像別唐晶司
第24回(1992年)カワサキタン中山幸太
第23回(1991年)十二階小口正明
第22回(1990年)ランタナの花の咲く頃に長堂英吉
第22回(1990年)ドッグ・デイズ藤枝和則
第21回(1989年)縄文流杉山恵治
第20回(1988年)温かな素足上田理恵
第19回(1987年)カワセミ図子英雄
第17回(1985年)過越しの祭米谷ふみ子
第16回(1984年)星からの風青木健
第16回(1984年)夏の淵高瀬千図
第15回(1983年)ハイデラパシャの魔法左能典代
第14回(1982年)カメ男小磯良子
第14回(1982年)野餓鬼のいた村加藤幸子
第13回(1981年)橋の上から川勝篤
第13回(1981年)幻の川小田泰正
第12回(1980年)二十歳の朝に木田拓雄
第12回(1980年)ぼくの出発運上旦子
第9回(1977年)榧の木祭り高城修三
第8回(1976年)ウォークライ笠原淳
第7回(1975年)浮游宮本徳蔵
第5回(1973年)剥製博物館泉秀樹
第5回(1973年)流蜜のとき太田道子
第4回(1972年)魔法山本道子
第3回(1971年)しかして塵は――須山静夫
第2回(1970年)老父倉島齊
第1回(1969年)ママは知らなかつたのよ北原亞以子

まとめ:【歴代】新潮新人賞受賞作の一覧で読みたい作品を見つけよう

歴代新潮新人賞受賞作品を紹介してきました。

興味のある本があったら、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。

令和の新潮新人賞作品一覧を見る

平成の新潮新人賞作品一覧を見る

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