「吉川英治文学新人賞受賞作の歴代作品を全部チェックしたい!」
「一覧表でまとめている記事はないのかな?」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、歴代の吉川英治文学新人賞受賞作品をすべて紹介します。
先に歴代吉川英治文学新人賞一覧表を見たい方は、以下をタップしてご覧ください↓
歴代の吉川英治文学新人賞・受賞作品一覧(タップ)
受賞回(受賞年) | 受賞作 | 受賞者 |
---|---|---|
第45回(2024年) | リラの花咲くけものみち | 藤岡陽子 |
第44回(2023年) | おんなの女房 | 蝉谷めぐ実 |
第43回(2022年) | スモールワールズ | 一穂ミチ |
第43回(2022年) | 残月記 | 小田雅久仁 |
第42回(2021年) | オルタネート | 加藤シゲアキ |
第42回(2021年) | 愛されなくても別に | 武田綾乃 |
第41回(2020年) | 八本目の槍 | 今村翔吾 |
第41回(2020年) | スワン | 呉勝浩 |
第40回(2019年) | 歪んだ波紋 | 塩田武士 |
第40回(2019年) | ハロー・ワールド | 藤井太洋 |
第39回(2018年) | Ank: a mirroring ape | 佐藤究 |
第38回(2017年) | ミッドナイト・ジャーナル | 本城雅人 |
第38回(2017年) | 彼女がエスパーだったころ | 宮内悠介 |
第37回(2016年) | Aではない君と | 薬丸岳 |
第36回(2015年) | まるまるの毬 | 西條奈加 |
第35回(2014年) | 村上海賊の娘 | 和田竜 |
第34回(2013年) | 国を蹴った男 | 伊東潤 |
第34回(2013年) | 機龍警察 暗黒市場 | 月村了衛 |
第33回(2012年) | 地の底のヤマ | 西村健 |
第32回(2011年) | ツナグ | 辻村深月 |
第31回(2010年) | 鉄の骨 | 池井戸潤 |
第31回(2010年) | 天地明察 | 冲方丁 |
第30回(2009年) | 田村はまだか | 朝倉かすみ |
第30回(2009年) | ジョーカー・ゲーム | 柳広司 |
第29回(2008年) | ミノタウロス | 佐藤亜紀 |
第28回(2007年) | 一瞬の風になれ | 佐藤多佳子 |
第27回(2006年) | 隠蔽捜査 | 今野敏 |
第26回(2005年) | 夜のピクニック | 恩田陸 |
第26回(2005年) | 幸福な食卓 | 瀬尾まいこ |
第25回(2004年) | アヒルと鴨のコインロッカー | 伊坂幸太郎 |
第25回(2004年) | ワイルド・ソウル | 垣根涼介 |
第24回(2003年) | 終戦のローレライ | 福井晴敏 |
第24回(2003年) | 其の一日 | 諸田玲子 |
第23回(2002年) | パイロットフィッシュ | 大崎善生 |
第22回(2001年) | 深紅 | 野沢尚 |
第21回(2000年) | 深川恋物語 | 宇江佐真理 |
第20回(1999年) | 恋愛中毒 | 山本文緒 |
第19回(1998年) | 皆月 | 花村萬月 |
第18回(1997年) | 鷲の驕り | 服部真澄 |
第18回(1997年) | 不夜城 | 馳星周 |
第17回(1996年) | ホワイトアウト | 真保裕一 |
第17回(1996年) | らせん | 鈴木光司 |
第16回(1995年) | 地下鉄に乗って | 浅田次郎 |
第16回(1995年) | 刑務所ものがたり | 小嵐九八郎 |
第15回(1994年) | 大砲松 | 東郷隆 |
第15回(1994年) | 樹の上の草魚 | 薄井ゆうじ |
第14回(1993年) | 三たびの海峡 | 帚木蓬生 |
第13回(1992年) | 今夜、すべてのバーで | 中島らも |
第13回(1992年) | 本所深川ふしぎ草紙 | 宮部みゆき |
第12回(1991年) | 新宿鮫 | 大沢在昌 |
第12回(1991年) | 乳房 | 伊集院静 |
第11回(1990年) | 土俵を走る殺意 | 小杉健治 |
第10回(1989年) | 犬の系譜 | 椎名誠 |
第10回(1989年) | 99%の誘拐 | 岡嶋二人 |
第9回(1988年) | 国語入試問題必勝法 | 清水義範 |
第8回(1987年) | 虎口からの脱出 | 景山民夫 |
第7回(1986年) | 総門谷 | 高橋克彦 |
第6回(1985年) | 山猫の夏 | 船戸与一 |
第5回(1984年) | 宵待草夜情 | 連城三紀彦 |
第5回(1984年) | プライベート・ライブ | 山口洋子 |
第4回(1983年) | 球は転々宇宙間 | 赤瀬川隼 |
第4回(1983年) | 眠りなき夜 | 北方謙三 |
第3回(1982年) | 陸奥甲冑記 | 澤田ふじ子 |
第3回(1982年) | 寂野 | 澤田ふじ子 |
第2回(1981年) | 絃の聖域 | 栗本薫 |
第2回(1981年) | 闇と影の百年戦争 | 南原幹雄 |
第1回(1980年) | 涸瀧 | 加堂秀三 |
第1回(1980年) | 黄金の罠 | 田中光二 |
吉川英治文学新人賞は、講談社が1972年に創設した新人向け文学賞で、歴史小説家・吉川英治の名を冠しています。
前年に発表された作品から将来性ある新人作家を選び、純文学からエンタメまで幅広く対象とするのが特徴です。
受賞は作家の飛躍の契機となり、芥川賞や直木賞と並ぶ権威ある新人賞とされています。
同じ講談社主催の吉川英治文学賞が実績ある作家の成熟した成果を顕彰するのに対し、新人賞は次世代を担う才能の発掘を目的としています。
吉川英治文学賞を見たい方はこちら↓
【歴代】吉川英治文学新人賞・受賞作の一覧|令和受賞分

まずは、歴代吉川英治文学新人賞・令和受賞分を紹介します。
令和の受賞作一覧はこちら↓
受賞回(年) | 作品名・受賞者 | \無料体験で0円/ オーディブル対象 |
---|---|---|
第45回(2024年) | リラの花咲くけものみち (藤岡陽子) | 0円で聴く > |
第44回(2023年) | おんなの女房 (蝉谷めぐ実) | – |
第43回(2022年) | スモールワールズ (一穂ミチ) | 0円で聴く > |
第43回(2022年) | 残月記 (小田雅久仁) | 0円で聴く > |
第42回(2021年) | オルタネート (加藤シゲアキ) | – |
第42回(2021年) | 愛されなくても別に (武田綾乃) | – |
第41回(2020年) | 八本目の槍 (今村翔吾) | – |
第41回(2020年) | スワン (呉 勝浩) | – |
第40回(2019年) | 歪んだ波紋 (塩田武士) | – |
第40回(2019年) | ハロー・ワールド (藤井太洋) | – |
第45回(2024年)リラの花咲くけものみち
作品名 | リラの花咲くけものみち上に咲く |
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著者 | 藤岡陽子 |
出版社 | 光文社 |
幼い頃に母を亡くし、父が再婚した継母とうまくいかず不登校になった岸本聡里。愛犬だけが支えだった聡里は、祖母に引き取られペットと暮らすうちに獣医師を志す。北農大学獣医学類に入学すると、面倒見のよい先輩、志をともにする同級生らに囲まれ、学業やアルバイトに奮闘する日々。伴侶動物の専門医を目指していた聡里だが、馬や牛など経済動物の医師のあり方を目の当たりにし、「生きること」について考えさせられることに――
読んだ感想
生きることの苦しさと同時に、そこに差し込む光のような瞬間が丁寧に描かれていて心を打たれました。人は誰しも傷を抱えていても、それを抱えたまま他者と関わり続けることで、新しい一歩を踏み出せるのだと感じました。
(30代男性)
読み進めるうちに、自分の心の奥にある孤独や不安を突きつけられるようで、何度も立ち止まって考えさせられました。それでも最後には、自然や人とのつながりの中に確かに希望があるのだと教えてくれる物語でした。
(40代女性)
第44回(2023年)おんなの女房
小説賞2冠!面白さお墨付きの江戸歌舞伎恋愛譚、ついに文庫化!
ときは文政、ところは江戸。武家の娘・志乃は、歌舞伎を知らないままに役者のもとへ嫁ぐ。夫となった喜多村燕弥は、江戸三座のひとつ、森田座で評判の女形。家でも女としてふるまう、女よりも美しい燕弥を前に、志乃は尻を落ち着ける場所がわからない。
私はなぜこの人に求められたのか――。
芝居にすべてを注ぐ燕弥の隣で、志乃はわが身の、そして燕弥との生き方に思いをめぐらす。
女房とは、女とは、己とはいったい何なのか。
いびつな夫婦の、唯一無二の恋物語が幕を開ける。
第10回野村胡堂文学賞、第44回吉川英治文学新人賞、二冠の作品がついに文庫化!
カバーイラスト/おかざき真里
読んだ感想
夫婦の関係を描いた物語なのに、とても不思議で新鮮に感じました。どちらが強いとか弱いとかではなく、支え合いながら生きていく人間らしさがじんわり伝わってきます。読み終えたあと、自分の家族や友達との関係についても考えさせられました。
(40代男性)
物語を通して、夫婦の間にある「信頼」と「すれ違い」の両方がリアルに描かれていると思いました。完璧な人なんていないけれど、互いを受け止めながら生きていく姿が心に残ります。読むうちに、自分にとって大切な人をもっと大事にしようという気持ちになりました。
(30代女性)
第43回(2023年)スモールワールズ
共感と絶賛の声をあつめた宝物のような1冊。
夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、知り合うはずのなかった他人ーー書下ろし掌編を加えた、七つの「小さな世界」。生きてゆくなかで抱える小さな喜び、もどかしさ、苛立ち、諦めや希望を丹念に掬い集めて紡がれた物語が、読む者の心の揺らぎにも静かに寄り添ってゆく。吉川英治文学新人賞受賞、珠玉の短編集。
ままならない、けれど愛おしい
「小さな世界」たち。
読んだ感想
仕事や家庭に追われる日々ですが、この本を読んで心が潤された気がします。それぞれの家族の形や、人間関係の機微が繊細に描かれていて、自分の生活を振り返るきっかけになりました。短編なので、忙しい合間にも読みやすいのがいいですね。
(30代女性)
読んでいると、誰にでも「見せたい部分」と「隠しておきたい部分」があるんだと強く感じました。人の心の中にある暗さや弱さを描きながらも、そこに少しの光を見せてくれるところが印象的でした。読後にじんわり温かさが残る本です。
(30代男性)
第43回(2022年)残月記
史上初の快挙!
本屋大賞ノミネート、吉川英治文学新人賞&日本SF大賞W受賞!2021年の刊行以来、20以上のメディアで紹介され、ロングセラーとなっている小田雅久仁の『残月記』。
吉川英治文学新人賞の選考委員も絶賛!【内容紹介】
ダークファンタジー×愛×ディストピア。全編「月」をモチーフにした、超弩級エンターテインメント!
計り知れぬ想像力が構築した三つの異世界。「そして月がふりかえる」
不遇な半生を送ってきた男がようやく手にした、家族というささやかな幸福。だが赤い満月のかかったある夜、男は突如として現実からはじき出される。「月景石」
早逝した叔母の形見である、月の風景が表面に浮かぶ石。生前、叔母は言った。石を枕の下に入れて眠ると月に行ける。でも、ものすごく「悪い夢」を見る、と。「残月記」
近未来の日本、人々を震撼させている感染症・月昂に冒された若者。カリスマ暴君の歪んだ願望に運命を翻弄されながら、抗い続けてゆく。愛する女のために。
読んだ感想
読んでいるうちに、不思議な世界にどんどん引き込まれていきました。最初は現実と変わらないように思えたのに、気づけば幻想的でちょっと怖い場面に迷い込んでいて、先がどうなるのかまったく予想できませんでした。現実と夢の境目があいまいになる感覚が、すごく印象に残りました。
(30代女性)
言葉の一つひとつがとても美しく、まるで絵を見ているように情景が浮かんできました。その一方で、人間の中にある恐れや欲望といった暗い部分が描かれていて、読んでいてぞくっとしました。怖さと美しさが同時に楽しめます。
(40代男性)
第42回(2021年)オルタネート
泉鏡花文学賞受賞作。年寄り海女と水産学校卒の孫との異色海洋冒険小説。天皇海山列、春の七草海山、海底につきささる戦時の潜水艦。円熟した作家がユーモアのある名うての文体で挑む傑作長編。
読んだ感想
主人公は3人。料理に再挑戦したい高校生、新しい恋を探す若者、SNSからはみ出た元高校生。それぞれ別の悩みを抱えているのに、最後は文化祭という場面で自然に交わり、まるでスパークするような展開に胸が熱くなりました。「人生の分かれ道って怖いけど、誰かに会うことで変われるんだな」と感じさせてくれる一冊でした。
(20代女性)
物語の舞台は、高校生専用のSNS「オルタネート」が当たり前になった世界。大きな事件や派手な展開はないけれど、登場人物たちが自分の居場所を探し、自分らしく生きようともがく姿に共感しました。SNSは便利だけど、時には人を縛り、考えすぎさせることもある。「つながる」ことの価値を、優しいまなざしで描いています。
(30代男性)
第42回(2021年)愛されなくても別に
第42回吉川英治文学新人賞受賞作!
祝デビュー10周年!時間も金も、家族も友人も贅沢品だ。
息詰まる「現代」に風穴を開ける、「響け! ユーフォニアム」シリーズ著者の代表作!遊ぶ時間? そんなのない。遊ぶ金? そんなの、もっとない。学費のため、家に月8万を入れるため、日夜バイトに明け暮れる大学生・宮田陽彩。浪費家の母を抱え、友達もおらず、ただひたすら精神をすり減らす――そんな宮田の日常は、傍若無人な同級生・江永雅と出会ったことで一変する!
読んだ感想
大学もバイトも家のことも…自分の生活を犠牲にしてまで、母親を支え続けた陽彩。そんな毎日の中で出会った雅との「ふとした会話」が、重くのしかかっていたものが少し軽くなる瞬間をくれます。
読み終えたあと、すぐそばにある「何気ない優しさ」が、実はすごく大切だったと思わせてくれる作品でした。
(40代女性)
親に「愛してる」と言われるけど、心がついていかない。そんな矛盾を抱えながらも、自分なりの生きる道を探す陽彩。誰に必要とされなくても、「私だからいいんだ」と思える強さにじんわり心が温かくなりました。完璧な愛なんてなくても、その中でどう自分を守るかを考えさせてくれます。
(30代男性)
第41回(2020年)八本目の槍
直木賞作家が描く
新・石田三成!
安土桃山時代の見方が変わる! 誰も書かなかった三成が、ここにいる!
盟友「賤ケ岳七本槍」の眼を通して、浮かび上がる三成の真の姿とは。
過酷な運命を背負った七本槍たちの葛藤、三成との相克そして信頼が、巧みな構成のなかに描かれ、三成の言葉には、千年先を見通した新しき世への希望が滲む。はたして、戦国随一の智謀の男は、何を考え何を思い描いていたのか。
凄まじき“理”と熱き“情”で、戦国の世に唯一無二の輝きを放った武将の姿を、史実の深い読みと大胆な想像力で描く傑作。吉川英治文学新人賞受賞。
読んだ感想
この本は「賤ケ岳の七本槍」という若き武将たちが、自分たちと関係の深いもう一人=石田三成(“八本目の槍”)との絡みを通して描かれています。
仲間として戦い、一緒に汗を流した日々と、大人になってそれぞれに進む道。友情やライバル心、そして誰かを信じ抜く強さが、スッと胸に届きました。歴史が好きじゃない人でも、「仲間っていいな」と思える一冊です。
(40代女性)
各章で「七本槍」のメンバーそれぞれにスポットが当たり、そこに三成がどう関わっていたのかが少しずつ明かされます。
まるで部活の仲間のように切磋琢磨しながら成長し、それぞれに悩みや挫折があって…でも最後には「三成の思いがわかった!」と胸がスッと晴れる構成が爽快です。歴史が苦手でも、青春小説として楽しめます!
(30代男性)
第41回(2020年)スワン
ショッピングモール「スワン」で無差別銃撃事件が発生した。死傷者40名に迫る大惨事を生き延びた高校生のいずみは、同じ事件の被害者で同級生の小梢から、保身のために人質を見捨てたことを暴露される。被害者から一転して非難の的になったいずみのもとに、ある日一通の招待状が届いた。5人の事件関係者が集められた「お茶会」の目的は、残された謎の解明だというが……。文学賞2冠を果たした、慟哭必至のミステリ。
読んだ感想
ミステリーとして事件の裏側を追う楽しさもありつつ、「自分だったらどういう判断をしたんだろう?」と胸に突き刺さる問いかけもある作品でした。
(40代女性)
物語の舞台は巨大なショッピングモール「スワン」。そこで起きた無差別銃撃事件を生き延びた高校生たちが、その後に集められた“お茶会”で過去の真実に向き合っていくミステリーです。
ただの事件の謎解きではなく、「どう生き残るか」「どう世間で判断されるのか」といった心の揺れが丁寧に描かれていて、「正しさって何だろう?」と考えたくなります。
(30代男性)
第40回(2019年)歪んだ波紋
ニュースという名の「悪意」――。
累計75万部突破『罪の声』の著者、真骨頂の報道小説!地方紙記者の沢村は、調査報道チームのデスクから一枚の写真を見せられる。
同僚記者が、ひき逃げ事件の犯行車両とスクープしたものだ。
「この車、遺族宅にあるらしい」。
沢村は取材へ急行する。
犯人は家族なのか――(「黒い依頼」)。「誤報」を通じて現代社会の虚と実に迫る、著者会心の傑作。
NHKドラマ原作
吉川英治文学新人賞受賞作
読んだ感想
新聞の誤報や虚報をテーマにした5つのお話が、1冊にまとまっていて、それぞれが最後にひとつの物語としてつながっていきます。「嘘も本当のように見せればニュースになる」という現代の怖さを伝える作品で、「ネットで見た情報、ちゃんと考えないとダメだな」と背筋がぞくぞくしました。
(40代女性)
誤報のせいで人生が狂う人がいる――でも、書いた記者も「売れない記事より派手な話が欲しい」って焦っていた……。どちらも全部「人間らしい」弱さがあるから、「誰が悪いのか」は簡単には決められない。そんな後味のやりきれなさが、かえって深く心に残ります。
(30代男性)
第40回(2019年)ハロー・ワールド
エンジニアの文椎(ふづい)が作った広告ブロックアプリがインドネシアで突如売れ始めた。そこに隠された驚愕の事実とは。検閲や盗撮などの問題を描いた表題作「ハロー・ワールド」をはじめ、インターネッ
トの自由を脅かす行為に、知識と技術で立ち向かう文椎の、熱く静かな闘いの物語。第40回吉川英治文学新人賞受賞作。GoogleカーやAmazonのドローンが次々集まってくる「行き先は特異点」、バンコク出張中にドローンを使った政治運動に巻き込まれてしまう「五色革命」、Twitterが中国に門戸を開いたのを機にTwitterクローン〈オクスペッカー〉をアップデートしてインターネットの自由を守ろうとする「巨象の肩に乗って」、マレーシアのビットコインセミナーに参加中に拉致されてしまう「めぐみの雨が降る」。
単行本刊行時にAmazonランキング1位を獲得した話題作が、これまでKindle版でしか読むことのできなかった「ロストバゲージ」を新たに加え、待望の文庫化!
読んだ感想
この作品は未来のSFというより、「数日後、本当に起きてもおかしくないかも」と感じるリアリティがあります。自動運転、ドローン、仮想通貨…といった最新技術が次々に出てくるけど、どれも「現実で聞いたことある!」と思える身近さです。
(40代女性)
広告ブロックアプリがなぜかインドネシアで人気になり、それが実は政府の監視や検閲と関わっていた…というスリルある物語から始まります。
ITの仕組みがすごくかっこよく描かれているのに、難しくなくて、コンピュータのことを知らない人でも「あ、わかるかも」と思えるマンガみたいな読みやすさ。でも、その中に「便利な技術が悪い方向にも使われるかもしれない」というドキッとする社会のリアルもあって、一気に引き込まれました。
(30代男性)
【歴代】吉川英治文学新人賞・受賞作の一覧|平成以前の受賞分

吉川英治文学新人賞・受賞作の平成以前受賞分の作品を紹介します。
受賞回(受賞年) | 受賞作 | 受賞者 |
---|---|---|
第39回(2018年) | Ank: a mirroring ape | 佐藤究 |
第38回(2017年) | ミッドナイト・ジャーナル | 本城雅人 |
第38回(2017年) | 彼女がエスパーだったころ | 宮内悠介 |
第37回(2016年) | Aではない君と | 薬丸岳 |
第36回(2015年) | まるまるの毬 | 西條奈加 |
第35回(2014年) | 村上海賊の娘 | 和田竜 |
第34回(2013年) | 国を蹴った男 | 伊東潤 |
第34回(2013年) | 機龍警察 暗黒市場 | 月村了衛 |
第33回(2012年) | 地の底のヤマ | 西村健 |
第32回(2011年) | ツナグ | 辻村深月 |
第31回(2010年) | 鉄の骨 | 池井戸潤 |
第31回(2010年) | 天地明察 | 冲方丁 |
第30回(2009年) | 田村はまだか | 朝倉かすみ |
第30回(2009年) | ジョーカー・ゲーム | 柳広司 |
第29回(2008年) | ミノタウロス | 佐藤亜紀 |
第28回(2007年) | 一瞬の風になれ | 佐藤多佳子 |
第27回(2006年) | 隠蔽捜査 | 今野敏 |
第26回(2005年) | 夜のピクニック | 恩田陸 |
第26回(2005年) | 幸福な食卓 | 瀬尾まいこ |
第25回(2004年) | アヒルと鴨のコインロッカー | 伊坂幸太郎 |
第25回(2004年) | ワイルド・ソウル | 垣根涼介 |
第24回(2003年) | 終戦のローレライ | 福井晴敏 |
第24回(2003年) | 其の一日 | 諸田玲子 |
第23回(2002年) | パイロットフィッシュ | 大崎善生 |
第22回(2001年) | 深紅 | 野沢尚 |
第21回(2000年) | 深川恋物語 | 宇江佐真理 |
第20回(1999年) | 恋愛中毒 | 山本文緒 |
第19回(1998年) | 皆月 | 花村萬月 |
第18回(1997年) | 鷲の驕り | 服部真澄 |
第18回(1997年) | 不夜城 | 馳星周 |
第17回(1996年) | ホワイトアウト | 真保裕一 |
第17回(1996年) | らせん | 鈴木光司 |
第16回(1995年) | 地下鉄に乗って | 浅田次郎 |
第16回(1995年) | 刑務所ものがたり | 小嵐九八郎 |
第15回(1994年) | 大砲松 | 東郷隆 |
第15回(1994年) | 樹の上の草魚 | 薄井ゆうじ |
第14回(1993年) | 三たびの海峡 | 帚木蓬生 |
第13回(1992年) | 今夜、すべてのバーで | 中島らも |
第13回(1992年) | 本所深川ふしぎ草紙 | 宮部みゆき |
第12回(1991年) | 新宿鮫 | 大沢在昌 |
第12回(1991年) | 乳房 | 伊集院静 |
第11回(1990年) | 土俵を走る殺意 | 小杉健治 |
第10回(1989年) | 犬の系譜 | 椎名誠 |
第10回(1989年) | 99%の誘拐 | 岡嶋二人 |
第9回(1988年) | 国語入試問題必勝法 | 清水義範 |
第8回(1987年) | 虎口からの脱出 | 景山民夫 |
第7回(1986年) | 総門谷 | 高橋克彦 |
第6回(1985年) | 山猫の夏 | 船戸与一 |
第5回(1984年) | 宵待草夜情 | 連城三紀彦 |
第5回(1984年) | プライベート・ライブ | 山口洋子 |
第4回(1983年) | 球は転々宇宙間 | 赤瀬川隼 |
第4回(1983年) | 眠りなき夜 | 北方謙三 |
第3回(1982年) | 陸奥甲冑記 | 澤田ふじ子 |
第3回(1982年) | 寂野 | 澤田ふじ子 |
第2回(1981年) | 絃の聖域 | 栗本薫 |
第2回(1981年) | 闇と影の百年戦争 | 南原幹雄 |
第1回(1980年) | 涸瀧 | 加堂秀三 |
第1回(1980年) | 黄金の罠 | 田中光二 |
まとめ:【歴代】吉川英治文学新人賞・受賞作の一覧で読みたい作品を見つけよう

歴代吉川英治文学新人賞・受賞作品を紹介してきました。
興味のある本があったら、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。
無料で聴く方法
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