【芥川賞】AIを使って書かれたのはどの作品?どれぐらい使ったの?

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【芥川賞】AIを使って書かれたのはどの作品?どれぐらい使ったの?

AIを使って芥川賞を受賞した作品があるってホント?」
「どれぐらいの文量がAIによって作られたのかな?」

と思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、AI利用で芥川賞を受賞した話題作について紹介します。

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【芥川賞】AIを使って書かれ得たのは九段理江『東京都同情塔』

生成AIを駆使して芥川賞受賞したと話題になったのは、第170回(2023年下半期)受賞の『東京都同情塔』。

著:九段理江
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生成AIというのは、ChatGPTなどの「人工知能を使って文章を作り出すAIツール」のこと。
こちらがチャットを投げかければ、それに応じた文章を次々に生成してくれます。

この「AIを利用して芥川賞を受賞した」という報道に対して、ネットでは大きな議論が巻き起こりました。

SNSの反応

  • AIを使って書かせたものを使って著作権侵害じゃないのか!
  • 生成AIで芥川賞が取れる時代になったのか…
  • 今回の件でAI叩いてる人、東京都同情塔読んでないのバレバレ
  • こういった使い方ならアリやわ

などなど、それはもう色んな意見が出てきました。

では、実際のところは、生成AIをどのように利用し、どのぐらいの文量を書いたのでしょうか。

芥川賞『東京都同情塔』は全体の5%をAIで書いたとされているが…

会見で、九段理江さんが

全体の5%ぐらい生成AIの文章をそのまま使っている

と発言したことから、「生成AIでの芥川賞受賞」が話題になりました。

しかし、実はこの発言、あとから九段さんによる「修正」が入ったのです。

実際にAIが書いたのは全体の1%未満だった!?

後日、九段理江さんは

会見でとっさに出てしまったが、読み返したら単行本の1ページにも満たない分量で言い過ぎだった

と答え直しています。

生成AIを利用したのは、作中に出てくるAIチャットツール「AI-built」の応答部分。

しかも、実際にChatGPTが出力したのをそのまま使ったのは、沙羅の問に対する回答の

君は、自分が文盲であると知っている?

一文目のみだったとのこと。

それでもAIが5%以上「貢献」した使い方とは?

結局、AIをそのまま活用したのは、本作品の1%未満でした。

しかし、九段理江さんは、以下のように語っています。

会見では感覚で「5%」と答えてしまったんですが、実際には1%にも満たない。でも、この小説を書くうえで、ChatGPTは5%かそれ以上の貢献をしてくれたと感じています。執筆中も、ずっとAIと対話していましたので。

芥川賞作家九段理江と東大AI研究者が語る、人類の未来より

つまり、AI(ChatGPT)とチャットで対話をする中で、アイデアを思いついたり、自分の考えを深めたりしながら『東京都同情塔』を創り上げたというのです。

「ChatGPTを使って小説を書く」と聞くと、ChatGPTの出力をそのまま利用するようなイメージをしてしまいがちですが、

ChatGPTと対話しながらアイデア出しをしたり自分の考え・表現を磨いていくという使い方もあるんだなぁと感じますね。

メディア報道の「AIを使って書いた!」という言葉が独り歩きしてしまったことで、

「AIに丸投げして出力された文章をそのまま使いやがって!邪道だ!」

みたいなニュアンスの批判が押し寄せてきましたが、今回の九段理江さんのようなAIの使い方は正直「アリ」なんじゃないかな、と個人的には思いました。

東京都同情塔は、

  • 実際にAIの出力をそのまま利用したのは1%にも満たない
  • ChatGPTと対話を重ねる中で湧き出てきたアイデアを利用した

という作品の作られ方をした、ということが、正しく世の中に広まってほしいですね。

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他にもAI利用で芥川賞を受賞した作品はある?

九段理江さんの『東京都同情塔』以外にも、AI利用で芥川賞を受賞した作品はあるのでしょうか。

現在(2025年2月、第172回まで)のところ、芥川賞でAI利用で書かれた作品の情報は、『東京都同情塔』以外に見つかりませんでした

ただ、九段理江さんのように「AIと対話をしながらアイデアを出す」という使い方であれば、もうすでにしている作家もいるかもしれませんね。

また、これからはAIをアイデア出し等に活用した作品が増えていくことも考えられます。

今後の「AI ✕ 作家」の動きから、目が話せませんね。

まとめ:芥川賞『東京都同情塔』でのAI執筆は1%未満だが、AIの貢献度は5%以上

AIを利用した芥川賞『東京都同情塔』について紹介してきました。

まとめると、

  • 作品におけるAI利用の実態
    • 実際のAI文章使用は1%未満
    • AIの出力をそのまま使用したのは1文のみ
    • 作中のAIチャットツール「AI-built」の応答部分に使用
  • 九段理江さんの発言と修正
    • 当初の会見で「全体の5%程度」と発言
    • 後日「単行本1ページにも満たない分量」と修正
    • AIの「貢献度」は5%以上と評価
  • AIの実際の活用方法
    • ChatGPTとの対話を通じてアイデアを発展
    • 執筆過程でAIと継続的に対話
    • 単なる文章生成ではなく創作プロセスの一部として活用
  • 世間の反応
    • SNSでは賛否両論の議論が展開
    • メディアの「AI使用」報道が誤解を招く
    • 作品の内容を理解せずに批判する意見も
  • 芥川賞とAIの関係
    • 現時点で『東京都同情塔』以外にAI利用作品の受賞例なし
    • 今後はAIを創作補助として活用する作家が増加する可能性

メディアの報道により「AI丸投げ」という誤解が広がりましたが、実際は執筆家庭の補助(対話相手・アイデアの思いつき等)としての限定的な活用でした。

今後のAIと文学の関係性について、建設的な議論が広がるといいですね。

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