直木賞2023まとめ|第169・170回ノミネート作品も全部紹介

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直木賞2023まとめ|第169・170回ノミネート作品も全部紹介

「直木賞2023をまとめたページを見たい」
「ノミネート作品も合わせてチェックしたい」

と思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、第169回・170回の直木賞(直木三十五賞)2021の結果を、ノミネート作品も合わせて紹介します。

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直木賞2023(上半期)の結果〜第169回ノミネート作品も紹介〜

第169回直木賞(2023上半期)の受賞作品ノミネート作品は以下の5作品です。(

  • 『極楽征夷大将軍』(垣根涼介)
  • 『木挽町のあだ討ち』(永井紗耶子)
  • 『骨灰』(冲方丁)
  • 『踏切の幽霊』(高野和明)
  • 『香港警察東京分室』(月村了衛)

それぞれの作品と特徴、読んだ感想を見ていきましょう。

【第169回】直木賞受賞:極楽征夷大将軍

著:垣根 涼介
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作品名極楽征夷大将軍
著者垣根涼介
出版社文藝春秋

史上最も無能な征夷大将軍
やる気なし
使命感なし
執着なし
なぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか?

動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。
足利直義は、怠惰な兄・尊氏を常に励まし、幕府の粛清から足利家を守ろうとする。やがて天皇から北条家討伐の勅命が下り、一族を挙げて反旗を翻した。
一方、足利家の重臣・高師直は倒幕後、朝廷の世が来たことに愕然とする。
後醍醐天皇には、武士に政権を委ねるつもりなどなかったのだ。
怒り狂う直義と共に、尊氏を抜きにして新生幕府の樹立を画策し始める。

混迷する時代に、尊氏のような意志を欠いた人間が、
何度も失脚の窮地に立たされながらも権力の頂点へと登り詰められたのはなぜか?
幕府の祖でありながら、謎に包まれた初代将軍・足利尊氏の秘密を解き明かす歴史群像劇。

極楽征夷大将軍

読んだ感想

その時代にタイムスリップしたかのような臨場感がありました。教科書からは読み取れない歴史の魅力に満ちた作品で面白かったです。
(40代女性)

歴史小説なのに全然硬くなくて、すごく読みやすかったです。登場人物たちの人間味あふれる描写に惹かれましたし、特に尊氏の天然キャラと周囲の反応のギャップが面白かったです。高師直の新しい一面も興味深く、歴史への見方が変わりました。
(30代男性)

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【第169回】直木賞受賞:木挽町のあだ討ち

著:永井紗耶子
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作品名木挽町のあだ討ち
著者永井紗耶子
出版社新潮社

ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙はたくさんの人々から賞賛された。二年の後、菊之助の縁者だというひとりの侍が仇討ちの顛末を知りたいと、芝居小屋を訪れるが――。新田次郎文学賞など三冠の『商う狼』、直木賞候補作『女人入眼』で今もっとも注目される時代・歴史小説家による、現代人を勇気づける令和の革命的傑作誕生!

木挽町のあだ討ち

読んだ感想

歴史小説の概念を覆す新鮮な作品でした。軽やかな語り口と緻密なミステリ展開のバランスが絶妙で、江戸時代の世界に引き込まれました。登場人物の心理描写が深く、人間ドラマとしても魅力的です。
(30代女性)

仇討ちの真相に迫る過程で、人間の機微や情感が丁寧に描かれており、心を打たれました。若い方から年配の方まで、幅広い世代に自信を持っておすすめできる1冊です。
(60代男性)

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【第169回】ノミネート作品:骨灰

著:冲方 丁
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作品名骨灰
著者冲方丁
出版社KADOKAWA

大手デベロッパーのIR部で勤務する松永光弘は、自社の高層ビルの建設現場の地下へ調査に向かっていた。目的は、その現場について『火が出た』『いるだけで病気になる』『人骨が出た』というツイートの真偽を確かめること。異常な乾燥と、嫌な臭い――人が骨まで灰になる臭い――を感じながら調査を進めると、図面に記されていない、巨大な穴のある謎の祭祀場にたどり着く。穴の中には男が鎖でつながれていた。数々の異常な現象に見舞われ、パニックに陥りながらも男を解放し、地上に戻った光弘だったが、それは自らと家族を襲う更なる恐怖の入り口に過ぎなかった。

骨灰

読んだ感想

東京が舞台ってのが新鮮で、リアルな描写にゾクゾクしました。普通の会社員が巻き込まれていく展開が怖すぎて、夜中に読んじゃって後悔した。現代的な怖さがマジ半端ない
(20代男性)

『骨灰』を見てみる>>

【第169回】ノミネート作品:踏切の幽霊

著:高野 和明
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作品名踏切の幽霊
著者高野和明
出版社文藝春秋

マスコミには決して書けないことがある――

都会の片隅にある踏切で撮影された、一枚の心霊写真。
同じ踏切では、列車の非常停止が相次いでいた。
雑誌記者の松田は、読者からの投稿をもとに心霊ネタの取材に乗り出すが、
やがて彼の調査は幽霊事件にまつわる思わぬ真実に辿り着く。

1994年冬、東京・下北沢で起こった怪異の全貌を描き、
読む者に慄くような感動をもたらす幽霊小説の決定版!

踏切の幽霊

読んだ感想

「踏切の幽霊」は本当に恐ろしくて、…でもページをめくる手が止まらず、一気読みしてしまいました。結末の衝撃は言葉では表現できないほどで、恐怖と感動が一気に押し寄せてきました。
(30代女性)

『踏切の幽霊』を見てみる>>

【第169回】ノミネート作品:香港警察東京分室

著:月村了衛
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作品名香港警察東京分室
著者月村了衛
出版社小学館

テロリストを追え! 圧巻の国際警察小説。

 香港国家安全維持法成立以来、日本に流入する犯罪者は増加傾向にある。国際犯罪に対応すべく日本と中国の警察が協力する――インターポールの仲介で締結された「継続的捜査協力に関する覚書」のもと警視庁に設立されたのが「特殊共助係」だ。だが警察内部では各署の厄介者を集め香港側の接待役をさせるものとされ、「香港警察東京分室」と揶揄されていた。メンバーは日本側の水越真希枝警視ら5名、香港側のグレアム・ウォン警司ら5名である。
 初の共助事案は香港でデモを扇動、多数の死者を出した上、助手を殺害し日本に逃亡したキャサリン・ユー元教授を逮捕すること。元教授の足跡を追い密輸業者のアジトに潜入すると、そこへ香港系の犯罪グループ・黒指安が襲撃してくる。対立グループとの抗争に巻き込まれつつもユー元教授の捜索を進める分室メンバー。やがて新たな謎が湧き上がる。なぜ穏健派のユー教授はデモを起こしたのか、彼女の周囲で目撃された謎の男とは。疑問は分室設立に隠された真実を手繰り寄せる。そこにあったのは思いもよらぬ国家の謀略だった――。
 アクションあり、頭脳戦あり、個性豊かなキャラクターが躍動する警察群像エンタテイメント!

香港警察東京分室

読んだ感想

登場キャラ多いのに全然混乱せずに、テンポ良くて気づいたら最後まで読み終わってました。アクションシーンがとてもかっこよくて、各キャラの見せ場もバッチリでした。
(20代女性)

『香港警察東京分室』を見てみる>>

直木賞2023(下半期)の結果〜第170回ノミネート作品も紹介〜

第170回直木賞(2023下半期)の受賞作品ノミネート作品は以下の5作品です。(

  • 『ともぐい』(河﨑秋子)
  • 『八月の御所グラウンド』(万城目学)
  • 『なれのはて』(加藤シゲアキ)
  • 『襷がけの二人』(嶋津輝)
  • 『ラウリ・クースクを探して』(宮内悠介)
  • 『まいまいつぶろ』(村木嵐)

それぞれの作品と特徴、読んだ感想を見ていきましょう。

【第170回】直木賞受賞:ともぐい

著:河﨑秋子
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作品名ともぐい
著者河﨑秋子
出版社新潮社

己は人間のなりをした何ものか――人と獣の理屈なき命の応酬の果てには
明治後期の北海道の山で、猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男、熊爪。図らずも我が領分を侵した穴持たずの熊、蠱惑的な盲目の少女、ロシアとの戦争に向かってきな臭さを漂わせる時代の変化……すべてが運命を狂わせてゆく。人間、そして獣たちの業と悲哀が心を揺さぶる、河﨑流動物文学の最高到達点!!

ともぐい

読んだ感想

自然の厳しさと美しさが胸に響く本でした。人間の本質について深く考えさせられて、一気に読み終えた後もしばらく余韻が残りました。素晴らしい作品に出会えて良かった。
(50代男性)

最初の鹿狩りのシーンからグッと引き込まれました。自然の中で生きる人の姿を通して、今の私たちの生き方について考えさせられる。読み応えがあって、何度も読み返したくなる本です。
(40代女性)

『ともぐい』は無料で聴けます>>

【第170回】直木賞受賞:八月の御所グラウンド

著:万城目 学
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作品名八月の御所グラウンド
著者万城目学
出版社文藝春秋

京都が生んだ、やさしい奇跡。

ホルモー・シリーズ以来16年ぶり
京都×青春感動作

女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。
謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。

京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。

八月の御所グラウンド

読んだ感想

キャラクターが個性的で面白いし、スポーツものなのに不思議な展開が新鮮。ちょっと切ないけど、読み終わった後なんか元気出る!京都行きたくなります
(20代男性)

個性的な登場人物たちの物語に夢中になって、気づいたら夜更かししてました。心がすっきりする、そんな作品です。
(40代女性)

『八月の御所グラウンド』は無料で聴けます>>

【第170回】ノミネート作品:なれのはて

著:加藤シゲアキ
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作品名なれのはて
著者加藤シゲアキ
出版社講談社

一枚の不思議な「絵」の謎を追い、令和から昭和、大正へ。
日本最後の空襲といわれる秋田・土崎空襲。
戦争が引き起こした家族の亀裂は、現代を生きる人びとにも影を落としていた。

ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員・守谷京斗(もりや・きょうと)は、異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)から、祖母に譲り受けた作者不明の不思議な絵を使って「たった一枚の展覧会」を企画したいと相談を受ける。しかし、絵の裏には「ISAMU INOMATA」と署名があるだけで画家の素性は一切わからない。二人が謎の画家の正体を探り始めると、秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた業に繋がっていた。

なれのはて

読んだ感想

最初は『何これ?』って感じの独特な世界観でしたが、気づいたら引き込まれてました。人って何のために生きてるんだろうって考えさせられるし、今の社会問題もズバッと切り込んでて。でも暗くならず希望も感じられる。そして、文章の美しさに心打たれました。
(30代男性)

『なれのはて』を見てみる>>

【第170回】ノミネート作品:襷がけの二人

著:嶋津 輝
¥1,900 (2025/02/04 21:46時点 | Amazon調べ)

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作品名襷がけの二人
著者嶋津輝
出版社文藝春秋

裕福な家に嫁いだ千代と、その家の女中頭の初衣。
「家」から、そして「普通」から逸れてもそれぞれの道を行く。

「千代。お前、山田の茂一郎君のとこへ行くんでいいね」
親が定めた縁談で、製缶工場を営む山田家に嫁ぐことになった十九歳の千代。
実家よりも裕福な山田家には女中が二人おり、若奥様という立場に。
夫とはいまひとつ上手く関係を築けない千代だったが、
元芸者の女中頭、初衣との間には、仲間のような師弟のような絆が芽生える。

やがて戦火によって離れ離れになった二人だったが、
不思議な縁で、ふたたび巡りあうことに……

襷がけの二人

読んだ感想

大正から昭和初期の女性たちの暮らしぶりが、とても温かく描かれていて心に響きました。二人の変わらない友情に何度も胸が熱くなって。懐かしい料理の描写に、母の味を思い出したり。素敵な本でした。
(50代女性)

『襷がけの二人』は無料で聴けます>>

【第170回】ノミネート作品:ラウリ・クースクを探して

著:宮内 悠介
¥1,529 (2025/02/04 21:51時点 | Amazon調べ)
作品名ラウリ・クースクを探して
著者宮内悠介
出版社朝日新聞出版

1977年、エストニアに生まれたラウリ・クースク。コンピュータ・プログラミングの稀有な才能があった彼は、ソ連のサイバネティクス研究所で活躍することを目指す。だがソ連は崩壊し……。歴史に翻弄された一人の人物を描き出す、かけがえのない物語。

ラウリ・クースクを探して

読んだ感想

長い人生を生きてきた私には、主人公の苦悩がよく分かります。時代に翻弄されながらも前を向いて生きる姿に、自分の若かった頃を思い出しました。プログラミングという新しい世界も、興味深く読ませていただきました。友情の描写に心打たれ、エストニアの歴史も勉強になりました。
(60代男性)

『ラウリ・クースクを探して』を見てみる>>

【第170回】ノミネート作品:まいまいつぶろ

著:村木嵐
¥1,693 (2025/02/04 21:54時点 | Amazon調べ)

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作品名まいまいつぶろ
著者村木嵐
出版社幻冬舎

口が回らず誰にも言葉が届かない、歩いた後には尿を引きずった跡が残り、
その姿から「まいまいつぶろ(カタツムリ)と呼ばれ馬鹿にされた君主。
第九代将軍・徳川家重。
しかし、幕府の財政状況改善のため宝暦治水工事を命じ、田沼意次を抜擢した男は、本当に暗愚だったのか――?
廃嫡を噂される若君と後ろ盾のない小姓、二人の孤独な戦いが始まった。

まいまいつぶろ

読んだ感想

泣いた。家重と忠光の関係性や障害があっても将軍やっていたことなど、今まで知らなかった歴史の一面を知れて面白かった。歴史小説苦手だけど、これは面白かったです。
(20代男性)

『まいまいつぶろ』は無料で聴けます>>

直木賞2023年(第169・170回)は、ぜひノミネート作品も含めて読んでみよう

第169・170回直木賞(2023年)の受賞作品とノミネート作品を紹介してきました。

興味のある本が見つかった人は、ぜひ読んでみてくださいね↓

作品名Amazon\30日間無料/
オーディブル
\受賞/
極楽征夷大将軍
読む聴き放題対象
\受賞/
木挽町のあだ討ち
読む聴き放題対象
骨灰読む
踏切の幽霊読む
香港警察東京分室新しい星読む
\受賞/
ともぐい
読む聴き放題対象
\受賞/
八月の御所グラウンド
読む聴き放題対象
なれのはて読む
襷がけの二人読む聴き放題対象
ラウリ・クースクを探して読む
まいまいつぶろ読む聴き放題対象

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オーディブルの30日無料体験を使うことで、「オーディブル対象の直木賞作品」を無料で聴けます。

無料体験は、お試し期間中いつでもキャンセルできるので、安心して利用できますよ。

オーディブルが聴けるようになるまでは、かんたん2ステップです。

  • オーディブルに登録する
  • アプリをダウンロードして聴く

それぞれ見ていきましょう

Step1:オーディブルに登録する

手順
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まずは、以下のボタンをタップして、オーディブルの公式サイトへいきましょう↓

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手順
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手順
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最後に「無料体験を試す」をタップすれば、オーディブルの無料体験が始まります!

Step2:アプリをダウンロードして聴く

続いて、スマホにアプリをダウンロードして、好きな本を聴いてみましょう。

手順
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こちらからオーディブルのアプリをダウンロードします↓

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Amazonオーディオブック – オーディブル
開発元:Audible, Inc.
無料
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手順
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アプリのダウンロードができたら、オーディブルのアプリを開きましょう。

初めて開くときには、Amazonへのサインインが必要なので、必要な情報を入力してサインインします。

手順
好きな作品を見つけて聴く

あとは、好きな作品を探して聴くだけです!

オーディブルで本を探す画面

よいオーディブル体験を〜

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